同梱物の資料に記載される対応部品をすべて確認して、フライト前
に 免 責 事 項 と 安 全 に 関 す る ガ イ ド ラ イ ン を お 読 み く だ さ い。 組 み
立てを完成させ、クイックスタートガイドと公式 DJI ウェブサイト
(https://www.dji.com)のビデオチュートリアルを使用して基本的な操
作方法を確認してください。詳細については、公式 DJI ウェブサイトで
ユーザーマニュアルを参照してください。フライト前に、各部の機能、
フライトの必須条件、主な緊急警告機能とシステム、政府所管官庁の規
制をすべて十分に理解しておくようにしてください。 本製品の組み立て、
メンテナンス、使用で不明な点や問題がある場合は、DJI または DJI の
正規代理店にお問い合わせください。
各部部品
純正部品と機能部品について
構成部品の不具合、深刻な怪我や物的損害を回避するため、以下の規則
を順守してください。
1. D JI の純正部品または DJI が認定する部品のみをご使用ください。非純
正の部品や DJI 認定メーカー以外が製造した部品を使用すると、シス
テムに不具合が発生し、安全性が損なわれるおそれがあります。
2. 機 体や部品内に異物(水、オイル、土、砂など)がないか確認し
ます。
3. 機 体とそのコンポーネントがすべて問題なく作動し、損傷がなく、十
分に機能していることを確認してください。コンポーネントには、送
信機、コンパス、推進システム、レーダーモジュール、噴霧システム
が含まれますが、これらに限定されません。
送信機
構成部品の不具合、深刻な怪我や物的損害を回避するため、以下の規則
を順守してください。
1. 送 信機にあるポートは、仕様に厳密に従って使用してください。
2. 送 信機のディスプレイデバイスがインターネットにアクセスできるこ
とを確認してください(Wi-Fi または SIM カード経由)。アクセスで
きない場合、飛行記録を DJI サーバーにアップロードできないため、
DJI は保証修理サービスを提供できない場合があり、発生した損失に対
して一切責任を負うことはできません。
1. 飛行の前には必ず送信機を完全に充電してください。
2. 送信機の電源が入っている状態で、タッチ画面がオフになっており、
機体と接続せずに 5 分間操作しない場合、アラートが鳴ります。さら
に 30 秒経過すると、自動的に電源がオフになります。操作スティック
を動かすか、送信機の他の操作を行うと、アラートは止まります。
3. 最適な伝送品質を維持できるよう、送信機のアンテナを展開し、正し
い位置に調整してください。
4. 通信と測位で最適なパフォーマンスを発揮するために、送信機内蔵 RC
アンテナと内蔵 GNSS アンテナを遮ったり覆ったりしないでください。
5. 破損している場合は、DJI サポートに連絡して、送信機を修理してくだ
さい。損傷したアンテナは性能を大幅に低下させます。
6. 交換用送信機を機体にリンクする必要があります。リンクした後、伝
送距離が 300 m に達することを確認してからご使用ください。リンク
方法の詳細については、ユーザーマニュアルを参照してください。
7. 少なくとも 3 か月に 1 回は、送信機の内蔵および外付けバッテリーを
完全に充電してから放電してください。
8. 長時間の過放電によるデバイスの損傷を防ぐために、電力レベルが 0%
に低下したら、送信機の内蔵または外付けバッテリーをすぐに充電し
てください。バッテリーを長期間保管する場合には、40 ~ 60%の電
力レベルになるまで放電してください。
9. 送信機の通気口や吸気口をふさがないでください。そうしない場合、
過熱により送信機の性能に影響を及ぼす可能性があります。
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機体本体
構成部品の不具合、深刻な怪我や物的損害を回避するため、以下の規則
を順守してください。
1. 機 体本体にあるポートは、仕様に厳密に従って使用してください。
2. 機 体本体のポートを短絡させないでください。
3. 機 体本体には一部鋭利な部分があるため、機体を組み立てたり掃除し
たりする際には注意してください。
4. ア ームを展開するときは、まず M3 と M4 のアームを展開してから、
次に M1 と M2 のアームを展開してください。アームを折りたたむと
きは、まず M1 と M2 のアームを折りたたんでから、次に M3 と M4
のアームを折りたたみます。アームが機体の両側の保管クランプに確
実に挿入されるようにしてください。そうしない場合、アームが破損
する恐れがあります。
5. R TK 機能を使用する場合は、操縦は無線干渉のない開けた環境でのみ
行ってください。使用時は D-RTK アンテナへの干渉がないようにして
ください。
6. 内 部と外部の OcuSync 映像伝送アンテナへの干渉がないようにしてく
ださい。
7. 夜 間に操作するときは、目を傷つけないように、スポットライトを直
視しないでください。
8. U SB-C ポートを使用しない場合は、必ず防水カバーを取り付けてく
ださい。そうしない場合、水がポートに入り、短絡する可能性があり
ます。
フライトバッテリー
構成部品の不具合、深刻な怪我や物的損害を回避するため、以下の規則
を順守してください。
1. DJI 純正のフライトバッテリーのみを使用してください。
2. 機 体の電圧は 59.92 V に達することがあります。バッテリーの安全に
関するガイドラインをよく読んで、バッテリーを取り扱う際に注意を
払い、ご自身で十分に安全を確保してください。
3. 大 量の水がバッテリーにかからないようにしてください。
コンパス
構成部品の不具合、深刻な怪我や物的損害を回避するため、以下の規則
を順守してください。
1. 機体がまっすぐに飛行できないなど、フライト中に明らかなドリフト
が発生した場合には、すぐに着陸させてください。
アプリから促された場合、コンパスをキャリブレーションします。コン
パスをキャリブレーションするときは以下のルールを順守してくださ
い:
1. コンパスをキャリブレーションすることは重要です。キャリブレーシ
ョンの結果は飛行の安全性に影響します。コンパスがキャリブレーシ
ョンされていない場合、機体が誤動作する可能性があります。
2. 磁性干渉が強い場所では、コンパスのキャリブレーションを実施しな
いでください。このような場所には、電柱または鉄筋で補強された壁
がある領域が含まれます。
3. キャリブレーション中は、鍵や携帯電話のような強磁性体を携帯しな
いでください。
4. 正常にキャリブレーションした後に機体を地面に置くと、コンパスに
異常が発生することがあります。これは、地下の磁気干渉が原因であ
る可能性があります。機体を別の場所に移動させ、再度キャリブレー
ションしてください。