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LP Vari-Flex のラミネーションアダプターキットは義足用の LP Vari-Flex のフッ
トモジュールに限り、併用できます。VLX 00001 - 3 の LP Vari-Flex ラミネーショ
ンアダプターキットは以下の LP Vari-Flex を使用しているユーザーに使うこと
ができます:
1. サイズ 22 - 24 、カテゴリー 1 - 5
2. サイズ 25 - 30 、カテゴリー 1 - 9
VLX00001-3 LP Vari-Flex ラ ミ ネ ー シ ョ ン ア ダ プ タ ー キ ッ ト は 166kg
(365lbs)-カテゴリー 9 までテスト評価されています。
キット 1 つに以下の部品が含まれます: (図 1 )
• ラミネーションアダプター 1 個
• アタッチメントボルト 4 本
• シーラントテープ 1 片
• Loctite 410 1 本
ベンチアライメント(図 2+3 )
• 足部をフットカバーヘ挿入します。
• 適切な差高に調節します ( 靴を使用 )
• 適切なソケット角度 ( 屈曲 / 伸展、外転 / 内転 ) を付けます。
• フットカバーを 3 等分します。
• 荷重線が後方 1 / 3 と中央部 1 / 3 の接点を通るようにします。 フットカバー
の内側に 1 / 3 の印が付いています。
製作工程
• ユーザーの体重や衝撃度によって、埋め込み用エポキシや発泡ポリウレ
タン、木片などの材料を選択し、ソケットと足部の空間を埋め込みます。
• VLX 30201 - 3 ラミネーションアダプターをその埋め込んだ材料と接着させ
ます。
• 合成ギプステープや同等のテープで巻いてダイナミックアライメントへ
進みます。
• 埋め込んだ材料に形を付けるとき、ソケットの強度を低下させないよう
に鋭い端や水平な箇所を作らないようにします(図 8+9 ) 。
ダイナミックアライメント
ヒール部は踵接地時にエネルギーを蓄積し、 立脚中期でゆっくりとエネルギー
を放出します。この動きによって生み出される前方への推進力により、つま
先に荷重がかかって立脚終期での最適なエネルギー放出が行われます。踵か
らつま先までの動きは以下の要素によって影響されることがあります :
• 足部の前後位置(A-P 方向)
• 背屈 / 底屈
• 踵の硬さ
ラミネーションテクニック
• ソケットを逆さまにして、固定できるようにします。
• アルミニウムアダプターの溝をアセトンや同等の溶剤できれいにし、繊
維がアルミニウムに最も強く接着されるようにします。
• 埋め込み用材料として発泡樹脂や別の多孔的な材料が用いられた場合、
樹脂でそれをコーティングして樹脂がソケットラミネーション時に発泡
材に引き込まれないようにすることを推奨します。
• 適切な量のカーボンブレードや同等の補強材を設定します。付着をより
よくするため、ブレードはアルミニウム部分上で層にして被せることを
推奨します。
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