日本語
ボトムクランプの調整
(図 5)
指で締め付ける際、ボトムクランプノブ (18) の「V」ノッチが見えるようにします。ボトム
クランプを調整するには:
ネジカバー(18.3)を取り外します。ノブ(18)をスピンドル (18.4) に固定してい
るネジ(18.2)とワッシャ(18.1)を取り外します。
ノブを取り外し、スピンドル (18.4) を時計回りに指で堅く締まるまで回します。
ノブ (18) をスピンドル (18.4) に戻し、クランプノブの「V」ノッチが見えるように
します。
ネジ (18.2) の油を除去してロクタイト 222E を塗布し、ノブをワッシャー (18.1) と
ネジ (18.2) で固定します。ネジカバー(18.3)を元に戻します。
トップクランプとスキッドクランプの調整
(図 1)
トップクランプ(19)とスキッドクランプ (11) は、ハンドルを時計回りに回すと作動し、反
時計回りに回すと解放されます。ハンドルは両者とも、押すと掛かり引くと外れるラチェッ
ト機構になっています。
トップクランプとスキッドクランプの調整を行うには、クランプハンドルをスピンドルから
引き起こし、時計回りに回して解放します。
クランプが、作動させたときには適切に効き、解放したときには自由に動かせる状態になる
まで、この手順を必要に応じて繰り返します。
スキッドのトラッキング
(図 6)
長期間使用した後に、スキッドのトラッキング調整が、必要になる場合があります。トラッ
キングは以下の方法でチェックします :
トラックロックをセットして荷重を取り付け、スキッドを直線に沿って 3.6m(12
フィート)動かした時に、ずれが 5cm(2 インチ)を超えてはなりません。この基準
を満たしていない場合は、ホイールの再調整が必要です。ホイールを再調整する場合
には、まず、固定脚の赤いロックノブを使用してホイールの調整を行います。これに
よって、通常は配置の問題を調整することができます。
スキッドの配置を再調整するには :
スキッドからコラムを取り外します。
各キャスターについて、トラックロック(8)を掛けます。
固定脚のフットサポート (7) から 2 本のネジ (7.1) を取り外し、次にフットサポート
を取り外します。
適切なスパナを使用してナット (8.1) を取り外します(ヴィンテン部品番号 3319-
900SP のスパナが適しています) 。
ナットにロクタイト 242 を塗り、元の位置に戻して軽く締め付けます。
120