206
6. 次に、もう 1 枚のパッドをケースからはがして装着します(どちら
のパッドを先に装着しても構いません。また、どちらの位置にどち
らのパッドを装着しても構いません) 。注意事項:パッドを人体に装
着しないでください。
7. FRx の指示に従って、シナリオの残りの手順を行います。
8. シナリオの内容をすべて終了した場合、または実行中のシナリオを
中止する場合は、電源 ON/OFF ボタンを押して除細動器の電源を
オフにします。
9. 同じシナリオを繰り返して実行するには、パッドをいったんケース
に収納した後、電源 ON/OFF ボタンを押して再開します。バッテ
リを取り外さない限り、自動的に前回選択したシナリオが使用され
ます。別のシナリオを選択するには、i- ボタンを押します。バッテ
リを装着するたびに、初期設定のシナリオ 1 に戻ります。
注記:任意の時点で除細動器の電源をオフにするには、電源
ON/OFF ボタンを押し続けます。
トレーニング中の除細動器のパフォーマンス
トレーニング・シナリオの実行中は、除細動器は実際の緊急時と同様に
動作し、音声メッセージによる指示、1 回または複数回のショックのシ
ミュレーション、胸骨圧迫と人工呼吸のための一時中断、心肺蘇生法の
ガイダンス(オプション)などが行われます。
安全上の理由により、トレーニング・パッドが接続されている間は除細
動器の一部の機能は使用できません。
・
除細動器を実際の処置に使用することはできません。これは心
電図(ECG)の解析やショックを実行できないためです。
・
バッテリ装着セルフテストおよび定期セルフテストは実行され
ません。
・
トレーニング・パッドを接続したまま除細動器を 1 時間使用し
ない場合(ボタンを押さない場合、またはコネクタを取り外さ
ない場合)は、除細動器のビープ音が鳴り、トレーニングを続
行するか、またはトレーニング・パッドを取り外してハートス
* 注意事項は、人体の損傷(軽症)を招くおそれのある状態、危険要因、また
は安全性を欠いた操作に注意を促します。
† FRx の設定を初期設定から変更した場合は、変更内容がトレーニング・シナ
リオ実行時の動作に反映されます。
*
†