Össur RESOLVE HALO VEST Manual Tecnico página 77

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上部構造の正しい装着状態 ( 図 21)
A. 横軸棒がリングと並行で同じ平面上にある ( 配列状態は条件によって異なります )。
B. 前面支柱ロッドが周辺視野に入らない。
C. すべてのボルトが固く締められている ( 支柱‐横軸クランプ、牽引部品クランプ、ベスト‐支柱コネクタ )。
牽引 / 圧縮
牽引部品は、垂直面で調節でき、牽引や圧縮を微調整できます。
T 字ハンドル六角レンチを使って、牽引部品にある調整可能な高さネジを回します ( 図 22)。
調整可能な支柱は、 微調整のためのみに使用してください。 大幅な牽引の場合は、 4 つの横軸 ‐ 支柱クランプすべてを緩め、
縦の支柱にて引き延ばします。
頭部の屈曲 / 伸展
リング取り付けディスクを緩め、必要に応じて患者の位置を変えます。 両方の接続部分を締めなおします ( 図 23)。
完全屈曲 / 伸展
4 つの支柱‐横軸クランプすべてを緩め、横軸ロッドで患者を支え、必要な脊柱完全屈曲または伸展位置に患者を誘導し
ます。 4 つの支柱‐横軸クランプすべてを締め付けます ( 図 24)。
前 / 後移動
牽引部品クランプを両方ゆるめ、患者を前後方向へ滑らせて、必要な前後位置を決めてください。 クランプを締めなおし
ます。 脊柱後弯症のある患者にはこの方法が必要な場合があります ( 図 25)。
最終チェックリスト(図8、 15、 21)
• ボルトが固く締められている。
• 上部側面のベストの支柱が周辺視野にない。
• 横軸棒がリングに並行で、 4 つの支柱がすべて同じ高さにある ( 可能な場合 )。
• 肩部分が患者の肩に密着している。
• 肩ストラップが固く締められている。
• ベストの上端が肋骨縁から 5 センチ以内のところにあり、胸の中央にある。
• 前面拡張部分が、鎖骨ではなく三角胸筋溝に密着している。
• 側面境界線が肋骨下縁を覆っている。
• 2 つのネジ式取っ手が固定されている。
• 腰ストラップが固定され、胴部安定具の配置つまみにある。
• ベストの上端の正中線が C 7 と揃っている。
• クロスプレートの端が、肩甲棘ではなく僧帽筋に密着している。
• 胴部安定具の上端が剣状突起の高さにある。
• 中央の開き口が棘突起に揃っている。
オプション/ヒント
ストッキネット: 皮膚から湿り気を取り除くため、ベストの下に下着かストッキネットを使用することを推奨します。 装
着時には、ベストの装着前に患者の腰部から脇の下までまくり上げます。 ストッキネットに皺やふくれがないようにして
ください。 肩および胴部安定具を入れ、装着中にストッキネットが下りるのを防ぐためにストッキネットに切れ込みを入
れることができます。 ストッキネットはライナーの交換時に交換してください ( 図 26)。
耳のための空間: 調節可能な支柱を反転することで、横軸ロッドをより高い位置に移動し、耳の前に空間を開けることが
できますが、上部構造の支柱ロッドの長さに高さ制限がある場合があります ( 図 27)。
ベストフレームの修正
ベストフレームの形状修正は、必ず以下の手順でプラスチックを加熱してから行ってください。
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