マニュアル発光撮影
被写体条件によっては、 TTL での露出では意図した画面と異なってしまうことがあります。 この様なときに、
自分の意図を反映させることのできる方法として、 マニュアル発光があります。 マニュアルの発光量はボタ
ンを押すたびに切り換わり、1/1~1/64 の範囲で設定できます。
① カメラの撮影モードを M にセットします。
② MODE ボタンで M を選択します。
③ SEL ボタンを押して発光量表示を点滅させます。
④ +或いは-ボタンを押して発光量を設定します。
⑤ SEL ボタンを押して表示を点灯させます。
⑥ ピントを合わせ、レンズの距離目盛の示す撮影距離とフラッシュの液晶パネル上に表示されている適正
撮影距離がおおむね一致するように、フラッシュの発光量もしくは絞り値を変えます。
⑦ 充電完了を確認して撮影します。
◆ マニュアル発光での適正露出は、次の計算式で割り出せます。
フラッシュの発光量(ガイドナンバー)/撮影距離(m)=絞り値(F)
(このフラッシュは、 上記の計算より適正露出となる撮影距離を算出して表示します。 ガイドナンバーは巻
末の[表 1]を参照してください。 )
ハイスピードシンクロ撮影
通常のフラッシュ撮影は、シャッター幕が全開になったときにフラッシュを光らせます。このため、同調速
度より高速のシャッターは使用できませんでした。ハイスピードシンクロはフラッシュを連続発光させて、
シャッターの走行開始から終了まで発光を維持することにより、 同調速度より高速のシャッターの使用を可
能にしました。
◆ デジタル一眼レフカメラにご使用の場合、TTL 撮影時は常に
◆ α-SweetS/360si/303si SUPER/303si/101si/xi シリーズ/i
シリーズ/ベクティスシリーズでは使用できません
① フラッシュのモードを MODE ボタンで選択します。 (TTL、 M のモ
ードで使用できます。 )
② +或いは-ボタンを押して液晶パネルに
③ 被写体にピントを合わせます。
④ 充電完了を確認してから撮影します。
◆ ハイスピードシンクロ撮影では、フラッシュのガイドナンバーがシャッター速度によって変化し、光の
到達距離が短くなりますのでご注意ください。ガイドナンバーは巻末の[表 2]を参照してください。
◆ 解除するには、
の表示を消します。
モデリング発光
モデリング発光機能を使用すると、 フラッシュ撮影による被写体の影の出かたや多灯発光によるライティン
グのバランスを確認することができます。
① MODE ボタンでモードを選択します。
② +或いは-ボタンを数回押して液晶パネルに
③ 充電完了を確認したら、TEST ボタンを押して発光させます。
マルチ発光撮影
シャッターの開いている間にフラッシュを連続発光して、被写体の動きを1コマの画面に連続分解写真のように
写し込むことができます。背景が暗く、被写体が明るい方がより効果的です。マルチ発光の発光周波数はボタン
を押すたびに切り換わり、1~100Hz の範囲で設定できます。また、連続発光可能回数は 90 回までとなってい
ますが、発光量と発光周波数によって変わります。最大連続発光回数は巻末の[表 3]を参照してください。
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(HSS 発光)
を表示させます。
を表示させてください。
を表示させます。
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