2
安全の手引き
2.1
使用目的
Dmed®OPTICLUX ハンドライトは検査用ライトです。この
ライトは患者の身体を局所的に照らし、対象の表面から約
15 cm までの至近距離で皮膚科の診断と治療を支援するた
めに設計されています。ライトが消えても、患者を危険な
状態にすることなく、いつでも診断を中断できます。この
ライトは手術室での使用には適しません。
さらに、Dmed®OPTICLUX ハンドライトは、実験室の医療
環境で、または産業品質管理中に使用することもできま
す。
2.2
使用対象者
医療関連の技術者
医療系の教育修了者であり、教育を受けた専門分野で勤務
する全ての人員を指します。
清掃専門業者
国内および職場規定の衛生規則について指示を受けた者を
指します。
電気技術者
電子・電気分野の教育修了者であり、関連規格や規則につ
いての知識がある者を指します。
有資格技術者
技術教育を修了し、関連知識および経験を有し、規則に関
する知識に基づいて取り付け/取り外しができる者を指しま
す。
2.3
安全の手引き
医療関連の技術者による運用
►
この説明書は製品の一部であり、保管したうえで、後
►
に使用する全ての人に利用可能な状態にしてくださ
い。
ライトに関するすべての作業(修理を含む)は、資格
►
のある専門家のみが行うことができます。
このライトを変更したり不正操作することはできませ
►
ん。許可された純正部品しか使用できません。純正部
品を使用して使用目的に沿った使用を行わない場合に
は、技術仕様から外れたり生命への危険が生じたりす
る場合があります。
可燃性または爆発の恐危険がある領域での使用は禁止
►
されています。ライトの電源は潜在的な発火源です。
このライトは、乾燥した、ほこりの無い室内でのみご
►
使用ください。
このライトを監視せずに点灯することはできません。
►
損傷したライトは使用できません。また、欠陥のある
►
ケーブルも潜在的な危険を含んでいます。ケーブルを
熱源の近傍や尖ったものの上に置かないでください。
眼に危険なので電球を直接見ないでください。.
►
損傷したガラスはライトを再び点灯する前に交換して
►
ください。
このライトは動作状態でカバーをしないようにしてく
►
ださい。
換気用開口部(存在する場合)は、点灯中には常に覆
►
わないようにしてください!
このライトをライトの最大環境温度を超える外部の熱
►
源の近くで使用しないでください。
このハンド拡大ライトは、使用しないときは常に保護
►
カバーに入れておいてください。警告:(火災および
火傷のリスク)
このライトを所定の環境要件以外で使用しないでくだ
►
さい。
►
可視帯域のスペクトル光(パルス光波や高輝度光等)
に反応する場合のある医療製品と共に使用しないでく
ださい
ライトはここに記載された用途のためにしか使用でき
►
ません。
製造者は、使用目的に沿った使用とは異なる使用、ま
►
たは安全上の注意事項および警告を無視した結果とし
て発生した損傷については免責されます。
目が紫外線に触れる可能性のある検査(Woodlight バー
►
ジョンのみ)の場合、ユーザーは、目を閉じたままに
するよう患者に助言する必要があります。
ライトの耐用年数は 10 年となるように設計されていま
►
す(バッテリーを除く)。
同時に複数のライトを使用する場合、ライトフィール
►
ド 1000W /m²の合計照度 Ee が操作中に超えてはなりま
。
せん
同時に複数のライトを使用する場合、操作中に最大 UV
►
照度 Euv <10W /m²を超えないようにしてください。
2.4
警告レベル
危険
措置を怠ると死亡や重傷に至る場合がある危険について
の警告。
警告
措置を怠ると負傷 に至る場合がある危険についての警
告。
注意
措置を怠ると物損 に至る場合がある危険についての警
告。
JPN
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