R
3 検査⽅法:ISO 8502-6またはISO 8502-9準拠
3.1 測定を始める前に
伝導率計を校正します(jp-10ページのセクション5.6、および
1
jp-14ページのセクション5.7を参照)。
表⾯の清浄性検査は、⾮常に敏感な検査です。⽔溶性塩分抽出時
2
には、必ず、清潔なゴム⼿袋かニトリル⼿袋を着⽤し、表⾯が汚
染されるのを防いでください。
3.2 試験⼿順
ブレスルパッチの裏⾯の台紙と内側の
1
発泡材を取り除きます。
まず、パッチの⾓を貼り付け、パッチ
2
の枠を試験⾯にしっかり押し付けて密
着させ、オレンジ⾊のタブを使って保
護フィルムを取り除きます。
注射器に蒸留⽔を3ml吸い上げます。
3
試験⾯に対して約30°の⾓度で、注射
4
針をパッチの枠のスポンジに刺します。
このとき、スポンジを貫通させて、
パッチのゴム膜と試験⾯の隙間に注射
針の先端が届くようにします。パッチ
を貼り付けた位置によっては、注射針
が刺しにくいことがあります。必要に
応じて、注射針を曲げてください。
蒸留⽔をパッチに注⼊します。この時
5
点では、まだ注射針を抜きません。
必要に応じて、パッチ内の空気を注射器に
吸い込ませ、注射器内で蒸留⽔の上に留ま
らせておきます。⼿順6と7で、この空気を
パッチ内に押し戻さないように注意してく
ださい。
適切な時間 の間、パッチ内の溶液を
b
6
注射器に吸い上げ、またすぐに押し戻
します。このピストンの往復を少なく
とも4回繰り返します 。
b
ブラスト洗浄された窪みのない⾯では、10分が妥当です。ただし、試験関係者の同意を得てください。
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⼿順6と7で、液漏れさせないように注意してください。液漏れした場合は、検査が無効になります。
jp-3
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