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日本語
お客様各位
バウアーファインド社の製品をご愛顧いただき、 誠にありがとう ございます。 マニュロックは、 医療
と品質で高度の規格に適合する製品をお客様にお約束します。
この使用説明書には、 マニュロックの用途、 適応症例、 禁忌症例、 装着、 お手入れ、 廃棄に関する大
切な内容を記載しておりますので、 隅々まで、 じっく りお読みいただく ようお願いいたします。 この
使用説明書は、 後日、 あらためてお手にする必要が出た、 もしもの折りに備えて、 保管いただく よう
お願いいたします。 お問い合わせの節は、 かかりつけの医師の方か、 お客様がご利用になる専門
店までお願いいたします。
用途
マニュロックは、 前腕と手首の関節に装着する支持装具で、 体の線に合わせて、 あらかじめ形状を
整えてあります。 手首の関節を動かない位置まで移動させ、 その位置で支持しますので、 手首の関
節は、 その部位全体で、 誤って動かしてしまう こ とがありません。 これができるのは、 側部にある2
本のロッ ドと中手骨にかかる1本のロッ ドがあるからです。
マニュロックは、 その支持する働きにより、 誤った動きを防止し、 痛みを和らげるのに役立ちます。
適応症例
• 術後の炎症
• 負傷後の処置
• 軽度の手根管症候群
ご使用によるリスク
ご注意いただきたいこ と*
マニュロックは、 必ず、 この使用説明書の指示事項に従い、 記載してある使用部位 (装着箇所) 以外
には、 お召しにならないでく ださい。 マニュロックを最適なフ ィ ッ トで確実に装着いただく ために、
製品が適切な形状に整えられているかどうか、 さらに、 必要に応じ、 専門技能者の方が、 体の線に
合わせて形状を修正する必要がないかどうかをチェックしてく ださい。 (初めて装着するときの)
マッチングと使用始めの指導は、 必ず、 専門技能者の方が行ってく ださい。
例えば、 圧迫療法の一環で、 ( アームストッキングなど) 他の製品と組合わせるときは、 事前に、 かかり
つけの医師の方の承諾をいただいてく ださい。
痛みが増したり、 ご自身のお体で極端な変化が見られた場合は、 直ちにかかりつけの医師の方に
ご相談 く ださい。
不適切な使用、 または用途外の使用をされたときは、 製造物責任にかかわる責任を負いかねま
す。
この製品は、 薬品、 軟膏、 ローションで、 油脂や酸を含むものと接触させないようにしてく ださい。
製品は改造しないでく ださい。 改造なさった場合、 製品の働きが低下するおそれがあるほか、 製
造物責任にかかわる責任を負いかねる場合があります。
全身の体組織に影響が及ぶ副作用につきましては、 現在に至るまで、 報告されておりません。 ただ
し、 それには適切にご使用、 ご装着いただく こ とが前提です。 マニュロックを装着するときは、 きつ
く締め付けすぎないようにしてく ださい。 締め付けすぎは、 局部的な圧迫症状につながるおそれが
あります。 まれなケースですが、 血管や神経の狭窄が起こるときがあります。 こ う した症状の場合
は、 マニュロックのベルトを緩め、 さらに、 必要な場合は、 お使いのマニュロックのサイズをチェック
してもらってく ださい。
禁忌症例
疾病に起因する過敏症につきましては、 現在に至るまで、 報告されておりません。 疾病のパターン
が以下に挙げるような場合、 こ う した補助具の装着および着用は、 必ずかかりつけの医師の方と
ご相談になってから お知らせ下さい。
・ 体の養生する部分の皮膚病または皮膚の負傷で、 特に炎症がある場合、 瘢痕が隆起して、 腫
れ、 発赤、 高熱を伴う場合
・ 腕または手の感覚障害または運動障害、 例えば、 糖尿病の場合など
・ リンパ排液障害、 装着したサポーターから離れた部位に、 不明瞭であっても軟組織のリンパ浮
腫が見られる場合を含む
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使用上の注意
マニュロックを装着する
A−前腕ガイ ドバー (前腕部) 、 B−ベルクロファスナー
1
前腕ガイ ドバーに、 ベルクロベルトが3本ありますので、 それらをすべて開きます。
ックを養生する腕に装着して、 親指用の開口孔に親指を通します。 このとき、 ベルクロベルトが、 前
腕の上側と手の甲の上側に来るようにします。
ルクロベルト、 前腕側のベルクロベルト、 手の甲側のベルクロベルトの順序で閉じます。
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2
マニュロ
3
前腕ガイ ドバーのベルクロベルトを、 中央のベ
使用上の注意
マニュロックを外す
前腕ガイ ドバーのベルクロベルトをすべて開きます。 マニュロックを外します。
お洗濯にあたっての注意
ご注意いただきたいこ と : マニュロックは、 ( 例えば、 暖房器具、 直射日光、 車内で保管するなど) 高
温の熱に直接さらすこ とは、 決してなさらないでく ださい ! 高温の熱は、 素材を傷める原因になる
こ とがあります。 素材が傷めば、 マニュロックの働きが低下するおそれがあります。
前腕ガイ ドバーの内側、 中手骨にかかるロッ ドの差込口に、 マニュロックのタグが縫い込んであり、 そ
のタグに製品名、 サイズ、 メーカー名、 お洗濯の方法、 CEマーキングの情報が記載されています。
お洗濯の前に、 ベルクロベルトをすべて閉じ、 マニュロックの傷みを防止してく ださい。 マニュロッ
クのお洗濯は、 中性洗剤を使用して、 他の洗濯物とは一緒にせず、 手洗いでお願いいたします。
装着箇所
適応症例に応じて、 ご装着下さい (前腕、 手首の関節) 。 適応症例は、 用途の欄をご覧く ださい。
お手入れにあたっての注意 :
この製品は、 お取り扱いとお手入れを適切に行えば、 実用上、 メンテナンスの必要はありません。
組み立て方
マニュロックは、 あらかじめアナトミカルな (すなわち、 体の線に合わせた) 形状に整えた状態で、 お
手元にお届けします。 この装具は、 右手、 左手のいずれでもお使いになれます。
技術仕様、 パラメーター、 付属品
マニュロックは、 前腕と手首の関節に装着する支持装具です。 マニュロックは、 1個の前腕ガイ ドバ
ーに、 取り外し可能なベルクロベルトが付属する構成です。 スペア部品はご用意しておりません。
再使用にあたっての注意
マニュロックは、 お客様のご養生以外の目的で使用できる仕様にはなっておりません。 お客様ご
本人専用にマッチングさせた、 カスタムメイ ドの製品です。 したがって、 マニュロックをお客様以外
の方にお譲りになるこ とは、 ご遠慮く ださい。
保証
保証は、 上記に挙げた点をもれなく お守りいただいた場合に、 法令の定め、 ならびに、 バウアーフ
ァインド社の納入条件および契約条件に基づき、 認めます。
クレームは、 お客様がご利用になる専門店以外では、 受け付けておりませんので、 よろしく お願い
いたします。 また、 一旦、 お洗濯いただいた製品以外は、 クレーム処理をいたしませんので、 その
点、 ご注意いただきたく存じます。
廃棄
この製品は、 お住まいの国の法律が定める規定に則って、 廃棄処分いただけます。
作成日 : 2014-01
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専門技能者の方へ
一般的な注意
• マニュロックは、 最初の養生を開始後、 カスタマイズした最適なフィ ッ トをしているかどうかを
確認してく ださい。 必要な場合は、 修正を行ってく ださい。
• 患者様に正しく装着してあげてく ださい。
• 製品には、 みだりに改造を加えないでく ださい。 改造を加えた場合、 製品の働きが低下するお
それがあるため、 製造物責任にかかわる責任は負いかねます。
• この マニュロックは、 患者様ご本人1名以外の養生の目的で使用する仕様にはなっておりま
せん。
アルミニウムのロッ ドは、 あらかじめアナトミカルな (すなわち、 体の線に合わせた) 形状に整えて
ありますが、 しかしながら、 患者様個人のアナトミカルな形にマッチングさせる必要があります。
ロッ ドの形状を整える :
I
差込ポケッ トから、 3本あるロッ ドをすべてを慎重に取り出し、 患者様の体の線に合わせて、 ロッ
ドの形状を整えます。
II
ロッ ドをすべて、 元の差込ポケッ トへ戻します。
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専門技能者とは、 お住まいの国の法令等により、 義肢装具のマッチングと使い始めの指導を行う国家資格を与えら
れた方であれば、 もれなく該当します。
*人が負傷する危険 (傷害、 健康、 事故の各リスク) 、 場合により、 物的損害 (製品の破損) に関するご注意です。
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