注記: シグナルトランスミッターの1つと時刻を同期する際、
可能な限り最高の受信条件を得るためには、時計を窓の近く
に置く必要があります。電気機器、携帯電話、コードレス電
話、変圧器から電力を供給されているランプの近くは避けて
ください。それでも時報信号を受信しない場合は、時計の位
置を変えてください。
受信表示
時計の受信状態はいつでも確認できます。そのためには、補
正ボタンをリューズ位置Aで3秒以下押します。秒針が4秒間、
現在の受信状態を表示します:
H11 = ユンハンス時報信号
(Junghansアプリで)
H9 =米国
H7 = 日本:JJY 40
H6 = 受信なし
6. 省エネモード
秒針は12時、
分針と時針は
任意の位置
72時間にわたって光が供給されていないと、自動的に省エネ
モードが有効になります。その場合、秒針は12時位置に止ま
り、時針と分針は最後に達した位置に停止します。
作動させるには、ソーラーダイアルを短時間光源に当てる
か、ボタンを押してください。
注記:省エネモード中、時計は受信を試みないので、時刻は
クォーツを基に動作し続けます。針はこの時刻に設定されま
す。5つあるシグナルトランスミッターのうちの1つの受信領
域に入るとすぐに、次の自動同期によって時刻が同期されま
す。その代わりに手動で同期を実行することも可能です。
7. パワーリザーブ表示
リューズ位置Aのボタンを6秒間押すことによって、秒針から
残りパワーリザーブを表示できます。パワーリザーブ表示ま
で秒針は複数の表示段階を実行します(まず最後に受信した
シグナルトランスミッター、次に10時位置に移動します)。
最後に秒針の位置が4秒間、時計の残りパワーリザーブを表示
します:
秒針の位置
分 2.5
分 7.5
分 12.5
分 17.5
分 22.5
分 27.5
H1 = EU
H3 = 英国
H5 = 日本:JJY 60
充電状態
100 % (フル充電)
90 %
85 %
75 %
50 %
5 %
充電量が5 %以下の場合は、秒針は2秒お
きに4回進みます。時計には光またはエネ
ルギーが必要です。秒針が再び毎秒2回ず
つ進むようになるまで蓄電池を充電して
ください。
分針と時針が12時位置に止まっている場合、時計が確実に機
能するのに十分なエネルギーが蓄電池にありません(完全放
電)。 蓄電池を充電します。充電時間は、光源の強度によっ
て異なります。表に記載されている基準値を目安にしてくだ
さい。
直射日光
窓から入射する日光 室内照明の発光体
約50,000ルクス
約5,000ルクス
受信が開始するまでの充電所要時間
8分以上
75分以上
蓄電池がフル充電するまでの充電所要時間
7時間以上
52時間以上
充電中は時計を50°C以上にさらさないようにしてください。
過剰充電保護機能が過剰充電による故障を防ぎます。
蓄電池が完全放電した後の充電プロセスに関する注意事項
充電中は秒針が10秒おきに2回進みます。時計が動作可能状態
になると、時刻信号の受信が自動的に開始します。
受信開始時には時針と分針が12時位置へと動き、秒針は8時位
置に止まります。受信が正常に完了すると、正しい時刻に自
動的に設定されます。
時計が30分後に時刻信号を受信しなかった場合、エネルギー
節約のために受信プロセスが中断され、24時間にわたり、2時
間おきに自動的に繰り返されます。これは秒針が5秒進むこと
によって表示されます。
8. 一般的な注意事項
防水性は、湿気が時計の中に侵入することにより、外部の影
響を受けることがあります。そのため、時計はユンハンス製
品に詳しい専門業者に定期的に点検してもらうことを推奨し
ます。点検修理作業とベルトの修理も、公認のユンハンス修
理工房で行ってもらってください。
アルコールを含む香水や消毒剤、化学洗剤(ベンジンやシン
ナーなど)に触れると、ガラスやシーリング、レザースト
ラップの寿命が縮まるので、直接触れないようにしてくださ
い。
この時計には、当社による数々の検査に合格した高品質のベ
ルトが使用されています。ベルトを交換される場合は、同様
の品質のベルト、または可能な限り純正ベルトをご使用くだ
さい。時計およびレザーストラップのお手入れには、乾いた
または少し湿らせた布をご使用ください。メタルストラップ
は小さなブラシと石鹸水を使ってお手入れする方が望ましい
です。
約500ルクス
16時間以上
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