警告:
デプスゲージの設定が高すぎると、
キックバック発生の危険性が高まります。
デプスゲージの設定を調整するには
デプスゲージ設定の調整、 または刃の見立てを行う前に、
刃を目立てするには 182 ページ 」で手順を参照してく
「
ださい。デプスゲージ設定の調整は、刃の目立てを 3 回
行うごとに 1 回の割合で行うことを推奨します。
注記:
これは、刃の長さが短くなりすぎていない場
合に限ります。
デプスゲージの設定を正しく行い、デプスゲージの角度
を調整するために、デプスゲージツールの使用を推奨し
ます。
(図 64)
1. 平ヤスリとデプスゲージツールを使用して、デプス
ゲージ設定を調整します。必ず推奨デプスゲージツ
ールを使用して、デプスゲージの設定を正しく行い、
デプスゲージの角度を調整してください。
2. デプスゲージツールをソーチェンに置きます。
注記:
デプスゲージツールの使用方法について
は、ツールのパッケージを参照してください。
3. 平ヤスリで、デプスゲージツールから突き出たデプ
スゲージ部分にヤスリをかけます。 (図 65)
注記:
デプスゲージツールに沿ってヤスリを引く
ときに抵抗を感じなくなったら、デプスゲージの設
定は正しく調整されています。
チェンの張り具合の調整方法
警告:
ソーチェンに適切な張りがないと
ガイドバーから外れることがあり、重傷また
は死亡事故の原因となる恐れがあります。
ソーチェンは、使用するにつれて長くなります。ソーチ
ェンは定期的に調整してください。
1. カバーとチェンブレーキを固定しているロックノブ
を緩めます。 (図 66)
2. ガイドバーの前を持ち上げて、チェン張りネジを回
します。コンビツールのドライバー側を使用しま
す。 (図 26)
3. ガイドバーにソーチェンをしっかりと取り付けま
す。ただし簡単に動くようにしてください。
4. ロックノブを締め込みながらガイドバーの前方を持
ち上げます。 (図 67)
5. ソーチェンを手で自由に回せること、ガイドバーの
下側にたるみがないことを確認してください。 (図
27)
2195 - 006 - 26.10.2023
カッティング装置の潤滑方法
警告:
カッティング装置の潤滑が不十分
だとソーチェンが切れ、重傷や時には致命傷
の原因となることがあります。
警告:
廃油は使用しないでください。廃
油は、人、製品、環境にとって危険です。
ソーチェンオイル
オイルタンクキャップの位置については以下を参照:
タッチメントの概要 175 ページ 。
•
ソーチェン表面に滑らかな皮膜を形成するチェンオ
イルを使用してください。ソーチェンオイルは、暑
い夏や寒い冬など、あらゆる天候で粘度を維持する
必要があります。
•
ソーチェンの寿命を最大化し、環境への影響を最小
限にするために、Husqvarna 製のチェンオイルを使
用してください。Husqvarna 製のソーチェンオイル
がない場合は、標準のソーチェンオイルを使用して
ください。
•
ソーチェンの潤滑用オイルが入手できない地域で
は、EP 90 トランスミッションオイルを使用してく
ださい。
•
ソーチェンが適切に潤滑されていることを確認しま
す。ソーチェンオイルを充填し、必要に応じてソー
チェンの潤滑を点検します。
•
ソーチェンとガイドバーの損傷を防ぐため、オイル
タンク内のオイルレベルを定期的に点検してくださ
い。
チェンの潤滑状態を点検する方法
•
チェンの潤滑は定期的に点検してください。バーの
前面を明るい色の面に向け、約 20 cm(8 インチ)離
します。チェンが適切に潤滑されている場合、約 1
分後にオイルの線が確認できます。 (図 68)
潤滑が行なわれない場合の点検事項
1. ガイドバーのオイル孔が詰まっていないかどうか点
検します。必要に応じて清掃します。 (図 69)
2. ギアハウジングがきれいかどうか点検します。必要
に応じて清掃します。
3. ノーズスプロケットがスムーズに回転するかどうか
点検します。上記の点検を実行しても潤滑システム
が依然として機能しない場合は、お近くのサービス
ワークショップにご連絡ください。 (図 70)
ア
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