ネットワークに接続
Blackmagic MultiView は、 Blackmagic Videohub Ethernet Protocol をサポートしています。 したがっ て、
直接アクセスしにくい場所にユニットをインストールしている場合でも、 Blackmagic Smart Control や
Master Control などの Blackmagic Videohub コントロールパネルから簡単にリモートコントロールできます。
イーサネット経由でネットワークに接続すると、 Blackmagic MultiView は同ネットワークに接続された他
のコンピューターや Videohub からも認識できるようになります。 これらのデバイスから Blackmagic
MultiView 16 をリモートコントロールできます。
Blackmagic MultiView をネットワークに接続する :
Blackmagic MultiView に電源を入れます。
1
標準 RJ45 イーサネットケーブルを使用して、 Blackmagic MultiView をネットワークあるいはコン
2
ピューターに接続します。
ネットワークに接続したら、 Blackmagic MultiView の IP アドレスがネットワーク 上の他の機器と異なっ ている
ことを確認します。 Blackmagic MultiView 16 、 あるいは Teranex Mini Smart Panel を取り付けた MultiView 4
を使用している場合、 ネットワーク設定をコントロールパネルの LCD メニューから変更できます。 また
Blackmagic MultiView を USB 経由でコンピューターに接続し、 Blackmagic MultiView Setup を使っ てネット
ワーク設 定を変更することもできます。 ネットワーク設 定変更に関する詳細は、 同マニュアルの
「設定の変更」 セクションを参照してください。
シリアルコントロール接続
サードパーティ製のルーターコントローラーでも、 RS-422 シリアル接続を使用して Blackmagic MultiView
16 をコントロールできます。 シリアルコントロールに関する詳細は、 同マニュアルの 「 Blackmagic MultiView
Setup を使用して設定を変更」 セクションを参照してください。
ラックにインストール
Blackmagic MultiView 16 は、 1U ラックサイズなので、 あらゆる放送用ラック、 ロードケースに収納できます。
これに対し、 小型の Blackmagic MultiView 4 は放送用ラックなどを使用しない移動型プロダクションで
も使用できます。 MultiView 4 は小型で可搬性に優れた設計になっ ていますが、 ラックに収納することも
可能です。 Blackmagic Teranex Mini Rack Shelf は、 1U のスペースに 3 台までのユニットを並べてマウント
できるよう設計されているので、 ユニットを簡単に接続して必要な数だけソースビューを構築できます。
Teranex Mini Rack Shelf への Blackmagic MultiView 4 のインストールは非常に簡単です。 ゴム製の足部
を取り外し、 底のマウントホールを使っ て Teranex Mini Rack Shelf の底にユニットをネジで取り付けます。
Teranex Mini Rack Shelf には、 オリジナルのカバーパネルが 2 つ含まれており、 MultiView 4 を 1 台だけ使用
している場合でもラックの隙間を埋めることができます。
詳細は、 Blackmagic Design ウェブサイト www.blackmagicdesign.com/jp を参照してください。
Teranex Mini Rack Shelf に取り付けたら、 すべてのコネクターは通常通りユニッ トの後部からアクセスできます。
はじめに
51