9) ナイグラスストッキネットの後ろ半分を石膏モデルの上から折り畳み、
ペルロンストッキネットで結びます。
10) 石膏モデルの上からカーボンファイバークロス 1 層をソケットの縁から
2 cm のところまで被せます。
11) カーボンファイバークロス(約 8 cm 巾)を MPT 線から遠位の円周上に
取り付けます。
12) カーボンファイバーストッキネット 1 層を石膏モデルの 0.3 倍の長さに
切ります。カーボンファイバーストッキネットを石膏モデルの上から
シャトルロックがある場所に被せます。
13) ナイグラスストッキネットを石膏モデルの 2 倍の長さに切り取ります。
ナイグラスストッキネットを石膏モデルの半分まで被せます。
14) ナイグラスストッキネットをラミネーションディスクの溝で結びます。
ナイグラスストッキネットを石膏モデルの上から折りたたみます。
15) ファイバーストッキネットを石膏モデルの1.5
ファイバーストッキネットを石膏モデルの遠位から被せます。
16) ファイバーストッキネットの後ろ半分を石膏モデルの上から折りたたみ
ます。
17) ファイバークロスとシャトルロックで、ラミネーションディスク周辺の
ソケット遠位を強化します。
18) ナイグラスストッキネット 2 層を石膏モデルの上から被せます。
19) PVA バッグを石膏モデルの上に被せます。
20) オルソクリル 注型用樹脂を使用してラミネーション工程を完了してくだ
さい。
21) 最終組み立てを行います(172 ページ参照)。
5.3 最終組み立て
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前提条件:義肢ソケットの最終仕上げが完了していること。
>
必要な材料:710D4 トルクレンチ、トルクレンチ(0.5 Nm まで調整可
能)、506G21=M4x10 止めネジ
1) ラチェット装置(ダミー)を研磨してダミーを取り除きます(画像参照
12)。
2) ラチェット装置をシャトルロックにネジで固定します(トルク
値:10 Nm)。
3) 義肢ソケット内側のシャトルロックをネジ止めします(トルク
値:0.5 Nm)。こうしてラチェット装置を固定します(画像参照 13)。
6 使用方法
注意
ピンが完全にシャトルロックに挿入されていない場合に発生する危険性
義肢の接合部が緩み、装着者が怪我をするおそれがあります。
172
倍に切り取ります。