17. モータプーリと縫速度
モータプーリとミシンの縫速度の関係は次の表のようになります。
機種
MS-1261/V045
MS-1261/V046
MS-1261M/V045
MS-1261M/V046
18. V0 装置の調整方法
1
先引きローラ
MS-1261/V045
MS-1261M/V045
MS-1261/V046
MS-1261M/V046
偏心カム
はずみ車
縫速度
有効径
3,600 sti/min
67.4mm
3,000 sti/min
A
針板上面と一致してから
0.3mm 突出する間
送り歯
送り始め状態
一致
針板上面
送り終り
偏心軸
B
2
モータ
周波数
モータ回転数
極数
50Hz
2,860 rpm
60Hz
3,430 rpm
2
50Hz
2,860 rpm
60Hz
3,430 rpm
(1)ミシン本体と VO 装置のタイミング合わせ
1) ミシン本体の送り量を 3.5 mm にします。
(MS-1261M/V045、MS-1261M/V046 は 3.0 mm)
2) VO 装置のアジャストねじ 1 をゆるめ、 A の位置 (3.5
mm) にし、固定します。
3) ミシンと先引きローラのタイミングは、 下記の通りです。
(標準値であり生地等によっては、タイミングを変更す
る必要があります。 )
( 注意 ) 押えは、取り付けた状態で確認してください。
[MS-1261/V045、MS-1261M/V045]
はずみ車を回転させ、送り歯先端が針板上面と一致して
から 0.3mm 突出する間に、ローラが回転を始めるよう
に調整します。
[MS-1261/V046、MS-1261M/V046]
送り歯が送り終り時、 針板上面と一致したところで、 ロー
ラの回転も同時に終わるように調整します。
4) 調整は、 はずみ車内側にある偏心カムの、 止めねじ 2 (2
本)をゆるめ、偏心カムを回転させて、タイミングが上
記 3)となるよう調整します。
5) 調整後、 B 方向に偏心カムを寄せて、 止めねじ 2 (2 本 )
を締め付けます。
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モータプーリ
有効径
85mm
70mm
70mm
60mm