4 使い始める前に(続き)
4.8 測定頻度と分解能の選択
測定頻度(1秒間に読み取る回数)を4、8、16Hzの中から選択できま
す。
測定頻度を選択するには、メニュー→設定→読取り→読み取り速度を押し
ます。スキャンモード (PTG8のみ) (jp-20ページのセクション
9.3「スキャンモードでの測定」を参照)では、16Hz(1秒間に16回
読み取り)に設定されています。
測定の分解能を、⾼·低のいずれかに設定することができます。⾼分解
能は0.01mm(0.001インチ)、低分解能は0.1mm(0.01インチ)です。
分解能を選択するには、メニュー→設定→読取り→分解能を押し、低分解
能または⾼分解能を選択します。
5 制限値の設定 - PTG8
制限値とは、測定値の許容範囲を⽰す値のことです。この値をあら
かじめ決めておき、実際の読み取り値と⽐較します。PTG8モデル
には、定義済みの制限値を40組まで保存できます。
制限値は厚さ計⾃体、またはPCでElcoMaster を使って設定し、厚
さ計のメモリに保存します。後で実際に測定するときに、保存した
値の中から選択します。ElcoMaster を使うと、保存した制限値を
別のPTG8厚さ計に転送できます。
制限値は、読み取り値と差分を画⾯に表⽰するときに必要な名⽬値
(⽬標値)(x:)、および許容範囲の下限()と上限()で構
成されています。
個々の測定⽤の制限値を設定することも、新しいバッチ⽤に設定す
ることもできます。詳しくは、セクション5.1と5.2を参照してくだ
さい。バッチごとに異なる制限値を設定できます。
設定した制限値は厚さ計のメモリに保存されるので、後で選択する
ことができます。詳しくは、セクション5.3を参照してください。
保存した制限値とその名前は、いつでも変更できます。詳しくは、
セクション5.4と5.5を参照してください。
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