ステイニング法
フルカントゥアCercon ht修復物のステイニングにはCercon ceram/Cercon TCT/Celtraボディステインをお勧めします。
レイヤリング法
ジルコニアフレームワークのベニアリングにはCercon ceram Kiss/Cercon ceram press (販売中止) /Cercon ceram love
セラミックベニアリング材をお勧めします。ご使用の際は、必ず該当する取扱説明書に従ってください。
アニーリング
弊社ではジルコニアフレームワークの科学的試験の結果を踏まえ、別途アニーリング(「ヒーリング」)ステップは不要であ
り不適切と考えています。
技工室での研磨 :
ベニアされないCercon
htフレームワークはハイグロスセラミックグレーズで丁寧に艶出ししてください。こうすることで
腔衛生に適した修復物となります。
歯科医院での研磨 :
対合歯に対するCercon htの摩耗作用は従来のセラミックベニアのより低く、フィニッシングやポリッシングの後でも通常の二ケイ
酸リチウムセラミックより低いことが研究で判明しています。
重要:チェアサイドで軽微な最終的咬合調整を行った後は、対合歯の摩耗を防ぐため、仮着/装着セメンティング前に、調整部位の
研磨を行って艶出しするか、グレーズを加えて表面を滑らかにすることをお勧めします。こうすることで口腔衛生に適した修復物と
なります。
ステイニングによってシェードが得られた歯の表面は、咬合調整が行われた部分で明るいスポットを呈することがあります。
輸送 ・ 保管 :
特別な条件なし
Cercon® ht 取扱説明書
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