ご使用前に
(続き)
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3.6 校正時のゼロ点移動機能(モデルT)
可用性塩分を測定するときは、通常、純水(蒸留水)を使用します。ただし、Elcometer 130モデルTで
は、ゼロ点移動機能を設定すると、蒸留水の代わりに、伝導率が 237.5µS/cm (2µg/cm 、または119
ppm に等しい)以下の水を使用することができます。
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ゼロ点移動機能を設定するには、ボトルに水を入れ、
を選択して、画面に表示される指示に従います。ボトルに水を補充するたびに、ゼロ点
移動機能をリセットする必要があります。画面にゼロ点移動機能アイコンと移動分(オ
フセット値)が表示されます。
ゼロ点を移動して測定するときは、温度補正機能が自動的にオンになります。詳しくは、セクション
3.7を参照してください。
3.7 自動温度補正
試料の温度は読み取り値に影響します。Elcometer 130は、25°Cで校正されています。そのため、可用性
塩分の正確な値を求めるには、試料との温度差を計算に入れて、読み取り値を補正する必要がありま
す。
Elcometer 130モデルTでは、濡れた試験紙をセンサー面に置いたときにその温度が測定され、この値を
が補正されます。温度補正機能を有効にするには、
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公称値
www.elcometer.com
→校正→校正オフセット
メニュー
→セットアップ→温度修正を選択します。
メニュー
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2‡
R
6