D1
D2
D3
D4
D5
D6
D7
D8
消毒プロセス - 蓋およびパッキン
洗浄容器を開けます。蓋のシリコンパッキンを取り外します。両方のパーツ(蓋、
パッキン)を流水下でしっかりと洗います。蓋全体(外側および内側面、ネジ部)
とシリコンパッキン(外側面と内側面)を拭き取り用消毒剤(*)で拭きます。
(*)推奨:
Minuten Wipes, ALPRO, ザンクト ゲオルゲン, ドイツ / CaviWipes, Metrex USA
洗浄容器を消毒液で満たす
洗浄容器のマグネットを取り出します(最初の使用については無視します)。
洗浄容器(クリーニングピンを含む)を重度有機汚染(*)のための器具消毒液で
満たしてください。 充填量は、適用表を参照してください。
(*)推奨:
BIB forte eco, 4 %希釈, ALPRO, ザンクト ゲオルゲン, ドイツ /
Sporicidin, Contec USA / Metricide OPA plus, Metrex USA
消毒プロセス - ピンおよび洗浄容器内面
消毒されたシリコンパッキンを蓋に再度取り付ける、もしくはSYMPRO小型容器の
場合は容器に取り付けてください。操作パネルで作動時間最低10分以上、2000回
転/分 (*) に設定し、消毒プロセスをスタートします。
(*)これらの値は、D2および適用表で推奨されている消毒液に適用されます。
そのほかの剤もしくは他の濃度においては、設定値を変える必要があります。
消毒液の廃棄
プログラム終了後、洗浄容器を取り外し、蓋を開けます。
マグネットを用いて洗浄容器底面にクリーニングピンを保持してから、消毒剤を排
出し、製造メーカー指示によって廃棄して下さい。
消毒プロセス - 洗浄容器外面および遮音リング
磁石を取り外します。 シリコン防音リング/アダプターリングを洗浄容器から取り
外してください。 市販の拭き取り用消毒液(*)で洗浄容器の表面(ネジ部および
防音リング/アダプターリングを含む)を拭き取ります。
(*)推奨:
Minuten Wipes, ALPRO, ザンクト ゲオルゲン, ドイツ / CaviWipes, Metrex USA
消毒プロセス - ピンセット / ニコクリーン容器
使用済みピンセット、ニコクリーン容器をインスツルメントトレイに入れ、市販の
高有機負荷のための器具消毒液(*)を注ぎ、製造メーカー指示に従って浸漬します。
(*)推奨:
BIB forte eco, 4 %希釈, ALPRO, ザンクト ゲオルゲン, ドイツ /
Sporicidin, Contec USA / Metricide OPA plus, Metrex USA
次の洗浄プロセス / 保管
洗浄容器とクリーニングピンは、再使用の準備が整いました。次回の使用がすぐに
行われない場合、マグネットを使ってクリーニングピンを洗浄容器下部に保持しま
す。
それから洗浄容器をひっくり返し、蓋に立てかけて液体を排出します。
ティッシュを下に敷いておくことをお勧めします。
洗浄容器の機械熱消毒 (蓋を含み、ピンは除く):
洗浄容器、蓋、シリコンパッキン、防音リング/アダプターリング、ピンセット
は、「医療機器の衛生上の要件」(*)に従って、認定された清掃・消毒装置で熱
的に清掃し、消毒することができます。ここで列挙された全てのパーツをそれぞれ
分解した後、洗浄装置、消毒装置に配置します。
軽い部品は、適切な配置(インスツルメントバスケットなど)に留意して下
さい。
クリーニングピンは、必ず手動で消毒して下さい! ここでは、D3からD5
の点に注意し、消毒されるクリーニングピンは 適切な容器(オプションの
シンプロ洗浄容器など)で洗浄プロセスにおいてのみ使用するようにして下
さい。最終的に長期の保管には、D7の点に注意して下さい。シンプロ・コ
ンポーネントは加熱滅菌できません。
(*) Robert-Koch研究所(RKI)と医薬品医療機器連邦研究所(BfArM)による、病院衛
生や感染予防に係る勧告(KRINKO)
手動消毒:
器械消毒: