ja
トラブルシューティング
5.
接続用ホースの直角継手を連結管出口に接続します(5 ページの図 F を参
照) 。
6.
腰ベルトと胸ベルトを接続し、すべてのベルトを調整します。
7.
化学防護服を着用します。その際にエアラインホースを化学防護服に挿入
し、エアラインユニットの入口継手に接続します (5 ページの図 F を参
照)。空気が換気ベストから流れ出る音が聞こえなければなりません。圧
力が上昇すると、警告信号が短く鳴ります。
8.
ホースが曲がっていたり、押し潰されたりしないよう注意してください。
9.
何回か深く息を吸い込み、十分な空気があることを確認します。その後は
通常通り呼吸してください。
警告
ホースの接続が緩いと死亡につながる危険性があります。
エアラインホースがしっかり接続されていないために、ホースが化学防護服か
ら外れると、呼吸用空気が十分に供給されない場合があります。防護服内が陰
圧状態になる可能性があります。また、有害物質が防護服内に侵入する恐れが
あります。
►
ホースは正しく接続してください。
4.3
使用中
注記
化学防護服内の換気ベストのエアノイズは 70 dB (A) 未満であるため、通
常、聴覚保護具は不要です。聴覚保護具を使用すると、警告信号が聞こえにく
くなります。
4.3.1 可変の冷却
必要に応じて、ベストの冷却能力をファスナ (3 ページの図 A-4 を参照)で変
更してください。
ファスナを開けると、冷却性能が低下します。
ファスナを閉じると、冷却性能が上昇します。
4.3.2 警告信号
警告信号が鳴った場合、システム内に圧力が十分にないことを示しています。
仕事をすぐに終了し、危険区域から最短かつ最も安全なルートで避難する必要
があります。圧縮空気ラインを連結管から取り外さないでください。安全を確
保した時点で、すぐに化学防護服を脱いでください。
62
4.4
使用後
1.
化学防護服の汚れをざっと落とし、脱ぎます。
2.
エアラインホースを入口継手から取り外します。
3.
腰ベルトと胸ベルトを開け、換気ベストを脱ぎます。
4.
換気ベストの汚れを落とします。
5
トラブルシューティング
症状
不具合内容
空気の供給が制限され
ている
コネクタが緩んでい
る、または汚れている
ホースまたはコンポー
ネントに不具合がある
警告信号が鳴る
入口フィルタが詰まっ
ている
圧力が低すぎる
警告ホイッスルまたは
警告ホイッスルが
警告ホイッスルカバー
機能しない、また
が汚れている
はホイッスル音が
作動機構が故障してい
小さい
る
6
メンテナンス
エアラインユニットのメンテナンスに関する情報は、付属の技術手引きを参照
してください。
ドレーゲルはすべてのメンテナンス作業の記録をつけることを勧めています。
解決方法
ホースの曲がりまたは機能障害
を取り除きます。
継手を取り外し、洗浄し、再装
着し、再点検します。
交換可能部品に交換し、再点検
します。
サービススタッフまたは
Dräger に連絡してください。
短いホースを使用します。
呼吸用空気供給システムの圧力
を高めます。
警告ホイッスルと警告ホイッス
ルカバーの汚れを落とします。
サービススタッフまたは
Dräger に連絡してください。