ATEパイプダブルフレアリングツール・ プロフェッショナル
J
お客様各位!
ATE パイプダブルフレアリングツール・ プロフェッシ
ョナルをご購入いただき、 誠にありがとうございま
す。 本製品は、 弊社の他製品同様、 品質と機能性の
充実に重きをおいて仕上げおります。 ATE パイプダ
ブルフレアリングツール・ プロフェッショナルを円滑
にご利用・ お取扱いいただくため、 下記にご注意い
ただきますようお願いいたします。
ATE パイプダブルフレアリングツール・ プロフェッシ
ョナルは、 乗用車やトラックのブレーキ、 クラッチ、
パワーステアリング等における、 一般的なフレアーパ
イプの作成にご利用いただけます。 クランピングジ
ョーならびにフレアリングシャフトは、 非コートの銅
製、 ステンレス製、 アルミ製のパイプに適したものと
なっております。
ATE パイプダブルフレアリングツール・ プロフェッ
ショナル のパーツ:
1. 本体
2. 操作レバー
3. エキセントリック
4. 調整ネジ
5. クランピングブリッジ
6. クランピングジョー (DIN 4,75 mm, SAE
4,75 mm, 6,00 mm, 8,00 mm – 5/16, 10,00 mm)
7. タレット
8. フレアリングシャフト (4,75 mm OP1, 4,75/
6,00 mm OP2, 6,00 mm OP1, 8,00 mm OP1,
8/10 mm OP2, 10,00 mm OP1)
推薦付属品
ATE ミニパイプカッター
ATE パイプデバリングツール
ATE パイプ 4,75 mm
ATE パイプ 6.00 mm
ATE パイプ 8.00 mm
ATE 部品セット
フレアーパイプの作成方法
パイプを、 ATE ミニパイプカッター 03.9310-
0010.3 でカットする。
03.9310-0010.3
03.9310-0020.3
24.8134-0547.1
24.8134-0560.1
24.8134-0580.1
24.3516-0210.2
ATE PDBG
注意: カットの際、 パイプが変形しないよう注意
すること (図1)
パイプの端を、 ATE パイプデバリングツール
03.9310-0020.3 で丁寧にデバリングする (図2)
。 パイプに圧縮空気を通し、 金属片が残ってい
ない状態にすること。 また、 パイプとクランピン
グジョーは、 常に油分がついていない状態にして
おくこと。
本体(1) を万力にセットする。
本体(1) のエキセントリック(3) に、 操作レバー(2)
を回して装着する。 調整ネジ(4) を緩め、 クラン
ピングブリッジ(5) を脇に移動させる。 フレアータ
イプとパイプの直径に合わせてクランピングジョ
ー(6) を選び、 本体 (1) に設置して止めがかかる
まで押し込む (図3) 。 クランピングジョー(6) の
分割線が、 水平になっているかを確認する。 印の
あるクランピングジョー(6) の正面が、 タレット(7)
の方に向いていること (図4) 。
適切なユニオンねじをパイプに通し、 パイプの端
がクランピングジョー(6) の正面で丁度終わるよ
うに調整する (図5) 。 クランピングブリッジ(5)
は、 クランピングジョー(6) の上を通して止めがか
かるところまで持っていき、 調整ネジ(4) を固くし
める (図6) 。
該当のフレアータイプと作業ステップ (OP1及び
OP2) に合わせて、 フレアリングシャフト(8) を選
択する。 フレアリングシャフト(8) が対のクランピ
ングジョー(6) の向かいに来るよう、 タレット(7)
を回す (図7) 。
操作レバー(2) を止めがかかるまで引き、 フレアー
を形成する (図8) 。
リファレンス: DIN E 規格のフレアー (SAE) 作
成には、 OP1およびOP2の2ステップが必要とな
ります。
フレアーの作成が終了したら、 調整ネジ(4) を緩
め、 クランピングブリッジ(5) を再び脇に移動さ
せ、 対のクランピングジョー(6) をパイプと共に本
体(1) から取り外す。
完成したフレアー (形および表面) の目視検査行
う。
J
31