操作のしかた(3D モード)
入力信号の調整
入力された映像信号に対し、左右・垂直方向の反転・移動を行うことができます。
入力信号の調整は、入力端子 INPUT1 〜 16 のみに対応しています。
オプションボードの入力端子には対応していません。
入力信号の調整を有効にした入力端子は、FS(フレームシンクロナイザー機能)が必ず ON になります。
また、入力信号には、1 フレームの遅延が加わります。
入力信号の調整を有効にすると、その端子に入力した信号からアンシラリデータ(H、V)が削除されます。
奇数番号の入力端子で調整を有効にすると、対になっている偶数番号の入力端子も調整が有効になります。
また、偶数番号の入力端子で調整を有効にすると、対になっている奇数番号の入力端子も調整が有効になります。
例:
INPUT1 の入力信号の調整を有効にすると、INPUT2 も入力信号の調整と FS(フレームシンクロナイザー機能)が
ON になります。
INPUT2 の入力信号の調整を有効にすると、INPUT1 も入力信号の調整と FS(フレームシンクロナイザー機能)が
ON になります。
本機能を用いると、3D 映像の視差を大きくすることができます。視差を付け過ぎないようご留意ください。
本機能を有効にすると、調整を行ったときに一瞬映像が乱れます。
映像信号の調整例
INPUT1
(L ch)
映像を水平方向に移動すると、黒い帯が画面の両端
に表示されます。
INPUT2
(R ch)
Rch を水平方向に反転
水平方向に移動
(Lch と Rch を同時に移動)
24 (J)
INPUT1
(L ch)
映像を垂直方向に移動すると、 黒い帯が画面の上部、
または下部に表示されます。
INPUT2
(R ch)
Rch を垂直方向に反転
Rch を垂直方向に移動