2. 時計の自動同期
毎日の時刻の自動同期は夜間に行われます。受信中は液晶画面には何も
表示されません。
米国標準時報局WWWBの受信域内でご使用の場合は、
お買い上げ頂いたユングハンス社ワールドタイマークロノグラフは、
強制受信や電池交換によるリスタート後には常に太平洋標準時を読み
込みます。夏時間と冬時間の移行日が一定でなく、またひとつの国で
複数の標準時間が採用されている場合があることから、夏時間と冬時
間の移行並びに異なる標準時間を採用する地域へ移動されるときの時
刻の変更を手動で行うことができます(4.1.1章あるいは4.3章をご覧
下さい)。変更内容は、強制受信や自動同期の際も保存されます。
自動同期が正常に行われると、液晶画面には再び元のモードが表示され
ます。日付は送信される信号によって常に自動的に表示されます。閏年
の2月29日も正しく表示されます。
自動受信が成功せず時刻の同期が行われなかった場合、受信状態表示に
は„1"が表示されます(4.4章の受信状態表示モードについての説明もご覧
下さい)。同期が行われない日が続くごとにその数字に1が加算されます
。その間、時計はクウォーツ時計として動きます。次に自動受信が正常
に行われ時刻が同期されると、受信状態表示の数字は再び„0"に戻ります
。
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お願い:より良い受信条件のために、夜間は時計をできるだけ腕から外
して頂き、電気機器や携帯電話、コードレス電話機のそばに置かないよ
うにして下さい。
して頂きたいこと:
異なった受信地域へ旅行をされる場合(例えばドイツから日本へ)、自
動同期が行われるのは次の自動受信のときです。もし時計が信号を受信
しない場合は、手動による強制受信を行って下さい(4.4.1手動による同
期(強制受信)をご覧下さい )。
3. 機能
ユングハンス社ワールドタイマークロノグラフでは、さまざまな機能が
液晶画面内に示されています。ボディの両側にあるボタンを使って操作
を行います。
T2 セット/
ラップタイム
T1 モー
ドボタン
T3 セット +
スタート
ストップ
T4
ライト
ボタンロック
T5 セット‒ボ
タン
スプリット/
リセット
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