3. 自動受信
時刻情報の自動受信は、DCF77(ヨーロッパ局)からヨーロッパ標準時間の
2:00AMと3:00AM(サマータイム時には3:00AMと4:00AM)に行われます。ア
メリカではWWVB、日本ではJJY40 あるいはJJY60 から現地時間の2:00AMと
3:00AMに行われます。
自動受信による時刻同期が開始されるとディスプレイは自動的に消灯します。時
刻同期が終了するか(最大で9 分間)、手動で同期を中断するまではディスプレ
イが消えた状態が続きます。T1 ボタンを押すことにより、自動同期を中断する
ことができます。同期中には、T2 からT5 ボタンのどれかを押すと現時刻を表
示できます。このとき、現在時刻の時・分・秒ならびに曜日、日、月、年が表示
されます。
標準電波送信局「WWVB」(米国) には以下の特記事項が適用されます:
ユンハンス MEGA1000 は、送信局呼び出し後または再起動後に必ず太平洋
標準時を読み込みます。夏時間と冬時間の切り替えが統一されていないため、
また連邦州によってタイムゾーン設定が異なるため、夏時間と冬時間および
タイムゾーンの設定(8.1 章をご覧下さい)を手動で行う必要がある場合が
あります。滞在場所に従って設定したタイムゾーンまたは夏/冬時間は、送
信局呼び出しまたは自動同期化で維持されます。
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日付も時刻信号により自動的に更新され、うるう年の2 月29 日にも対応してい
ます。もし1 日のうちに自動受信による同期が失敗した場合、受信表示の数字が
1つずつ増えます。(6. 受信表示 をご参照下さい。)電波信号を受信できなか
った場合、受信表示の数字は1日毎に1つずつ増えていきます。同期ができなか
った間は、内臓の時刻メモリーによりクォーツ時計の精度で計時します。時刻情
報を受信すると、直ちに自動的に時刻修正が行われます。
ご注意:より良い受信条件のために、夜間は時計をはずし、電気機器、携帯電話
、コードレス電話の近くには置かないで下さい。
4. 機能
ユングハンスmega1000 には、ディスプレイ上に表示される様々な機能があり
ます。時計はディスプレイ上下と時計横の5 つのボタンによって操作します。(
ボタン名称は表紙の折り込み部分に記載されています。)
4.1 時刻表示モード
次の5 通りの時刻表示モードがあります。
時刻表示モード時に、T1 ボタン、T2 ボタンを押しての時刻合わせはできませ
ん。
T3 ボタン(時刻・ストップウォッチ・カウントダウンタイマー・アラームの切
り換え)、
T4 ボタン(時刻表示モード選択)のみが作動しますので、時計の設定が偶然変
わることはありません。
ストップ
カウントダウン
時刻
ウォッチ
タイマー
アラーム
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