オプション
解説
[Start calibration (校正の開始)] — 一点校正を開始します。
標準校正
標準値 — 校正標準の値を選択します。
注 : マトリクス校正が有効になっている場合、 [Standard calibration ( 標準校正 )] オプションは
使用できません。
校正周期を設定します。選択: オフ (デフォルト)、1 週間、4 週間、3 ケ月、6 ケ月。
校正周期
注 : マトリクス校正が有効になっている場合は使用できません。
5.3.2 マトリクス校正
NT3200 検出器は、マトリクス校正を利用できます。マトリクス校正は、 2 つのパラメーターの計算
値が試料水の状態に適合されます。マトリクス校正は、 手分析測定に基づきます。検出器を試料水に
浸漬し馴染んだら、マトリクス校正を開始します。検出器の温度が試料水の温度に馴染むまでに、最
低でも 15 分待機します。そして、ワイプ動作を数回行って測定ギャップを洗浄し、気泡を取り除き
ます。
一般的に、マトリクス校正は、測定場所の試料水に適合させるために必要です。また、季節に関連す
る試料水変更が生じたときに、 マトリクス校正が必要である旨を表すエラーメッセージが表示される
こともあります。
注 : マトリクス校正を実行または消去しても、出荷時校正には影響しません。
最適なマトリクス校正のために:
• 手分析用の試料水を採取し、その時の測定値を変換器に記録する。
• できるだけ検出器に近いところの試料水を収集します。
• 必ず検出器の測定値が安定してから、マトリクス校正を開始してください。
•
手分析の測定に関しては、ラボ測定の手順
1. メインメニューに移動し、[校正] > [Matrix calibration (マトリクス校正)] > [Start matrix
calibration (マトリクス校正の開始)] を選択します。
2. 変換器の表示に従って試料水を採取します。試料水採取後すぐに測定値を変換器の操作により記
録します。ラボ測定のためにできるだけ早くグラブ試料水を用意します (ろ過など)。
注 : 測定データは最初検出器用の変換器に保存され、続いてラボ値が確定し入力された時点で調整されます。
3. 検査室で 2 つのパラメーター NO
測定します。
4. [校正] > [Matrix calibration (マトリクス校正)] > [Enter lab values (ラボ値の入力)]を選択しま
す。
注 : [Enter lab values ( ラボ値の入力 )] の項目は、 [Matrix calibration ( マトリクス校正 )] が選択された時にのみ
表示されます。
注 : 検出器の測定値濃度と手分析値濃度の化学式が同じであることを確認します ( 例 : NO
NO
と NO
)
。
3
2
5. 手分析値を入力します。
6. [校正] > [Matrix calibration (マトリクス校正)] > [情報] を選択します。
現在のマトリクス校正に関する情報が表示されます。
7. [Calibration (校正)] > [Matrix calibration (マトリクス校正)] > [Calibration interval (校正周期)]
を選択して、[Matrix calibration (マトリクス校正)] のリマインダーを設定します。
必要に応じて、出荷時校正に戻します。[校正] > [Matrix calibration (マトリクス校正)] > [Reset to
default (デフォルトにリセット)] を選択します。
5.4 Link2sc による補正
Link2sc 手順では、SD メモリカードまたはローカルエリアネットワーク (LAN) を使用して、プロセ
ス検出器と Link2sc 互換光度計の間でデータを安全に交換する方法を提供します。
純粋な制御測定中に、測定データは検出器から光度計に転送され、そこで記録された測光基準データ
とともにアーカイブされます。
132
日本語
141 ページ を参照してください。
–N と NO
–N または NO
3
2
と NO
を使用してグラブ試料水を
3
2
–N
3
と NO
–N
または
2