7) ストラップベルト5を締めます。
8) 装具のストラップベルトをしっかりと締めることで、快適に装着することができます。
9) 15 分ほど活動した後( やや膝を曲げた後など)は、必要に応じて、順番通りにストラップベ
ルトを少し締め直してください(画像参照 2、ストラップベルト 1から5)。
オプション:膝継手をより安定させる必要がある場合は、ストラップベルト6も使ってくださ
い。両側のストラップベルト6のストラップホルダーの面ファスナーを開けて、前面にスト
ラップベルトを取り付けます。
5.2.4 後十字靭帯用への変更と取付
>
必ず:本装具は前十字靭帯に使用できる形で納品されるため、後十字靭帯用に変更する必要
があります(画像参照 3)。
1) 後ろから前にストラップベルト2のストラップホルダーの向きを変えて、装具ストラップを整
えます(画像参照 3)。
2) オプション:膝継手をより安定させる必要がある場合は、ストラップベルト6も使ってくださ
い。このとき、面ファスナーを使って、装具前面のストラップベルト2と6を装着背面両側の
ストラップホルダーに取り付けます。
3) 装具を装着して、順番通りにストラップベルトを締めます(画像参照 3、ストラップベルト
1から5、オプション:ストラップベルト6)。
5.2.5 側副靭帯用への変更と取付
>
必ず:本装具は前十字靭帯に使用できる形で納品されるため、側副靭帯用に変更する必要が
あります(画像参照 4)。
1) 面ファスナーを使って、ストラップベルト6を痩躯前面両側のストラップホルダーに取り付け
ます(画像参照 4)。
2) 装具を装着して、順番通りにストラップベルト1から6を締めます(画像参照 4)。
5.3 納品
注記
不適切な設定による危険
過度な負荷により装具が破損したり、耐荷重部品の破損により適切に装着できない場合があり
ます。
装具の調整は義肢装具士のみが行ってください。
►
誤って設定を変更しないようご注意ください。
►
► 納品の際は、適切に装着できることを確認してください。
→ 膝蓋骨の中心と装具の膝継手の中心はほぼ直線状に並びます。
5.4 お手入れ方法
備考
脛骨パッドを使用する際はアライメント調整を正しく行ってください。パッドの幅広側を上
►
に向けます。
1) ストラップベルトと脛骨パッドを装具から取り外します。
2) 面ファスナーを全て閉じます。
3) ストラップベルトと脛骨パッドは30 度(華氏 86 度)の温水で中性洗剤を使って手洗いしま
す。充分にすすいでください。
4) 自然乾燥させます。火や熱に直接さらさないでください(直射日光、暖房、または放熱器な
ど)。
5) 塩水や泥が付着した場合は、装具をきれいな水ですすぎ、自然乾燥させます。
5.5 再使用に関する注意事項(ドイツ国内のみ)
本装具はドイツ国内でのみ再使用することができます。再使用により歪みなどが増す場合があり
ます。再使用可能な期間は2 年以内としてください。
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