肘構成部品を組立てる場合、 外ソケッ トの上腕部およびカバーにあるプラグ
ホールから電極ケーブルを通してくださ い。 次にカバーとと皿頭ネジを取付け
ます (図4) 。 両方の部品は、 外ソケッ トの内側を通じてルーティ ングされ、 肘
構成部品の下部に接続されます。 5Nmトルクで皿頭ネジを締めてくださ い。
注記
不適切な取扱いによる損傷の リ スク :
MovolinoArm Friction 12K12は、 充電中およびMyolinoLink 60X6との使用
中は、 絶対に屈曲させないでくださ い。
4.3.2 パッシブハンドの装着
パッ シブハン ドの作成には、 木製アダプター 10A40を使用します。 アダプター
は、 直径34mmまで削られます。 アセ トン 634A3により前腕ソケッ トの内部を
粗く します。 アセ トンを乾かしてから636K18シー リ ング樹脂コ ンパク ト接着剤
を使用し、 前腕に木製アダプターを接着してくださ い。
義手のアライメ ン トは、 完全な零点位置で常に行うよう にしてくださ い。 しかし
ながら、 どのような症例の場合でも、 個人の状態および装着者のニーズを考慮
して実施してくださ い。
4.3.3 能動義手の装着
能動義手の装着のため手継手10V18=34または10V36=34 を使用します。 手
継手を外し、 表面を粗く した前腕部内側にシーリ ング樹脂コ ンパク ト接着剤
636K18を使用してラミネーシ ョ ンリ ングを接着してくださ い。
装着後 (第4.3.2章 から 4.3.3章) 、 カバーおよび皿頭ネジを取付けます (図12) 。
両方の部品は、 外ソケッ トの内側を通じてルーティ ングされ、 肘構成部品の下
部に接続されます。 5Nmトルクで皿頭ネジを締めてくださ い。
5 法的事項について
法的要件についてはすべて、 ご使用になる国の国内法に準拠し、 それぞれに
合わせて異なることもあり ます。
5.1 保証責任
オッ トーボッ ク社は、 本書に記載の指示ならびに使用方法に沿って製品をご使
用いただいた場合に限り保証責任を負う ものといたします。 不適切な方法で
製品を使用したり、 認められていない改造や変更を行ったことに起因するな
ど、 本書の指示に従わなかった場合の損傷については保証いたしかねます。
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