JAP
EN
358準拠の作業現場における位置決めまた
は保持を用途とするベルト及び接続用具
EN 813準拠の保持システム/作業現場における
位置決めシステム/ロープアクセスシステムで
使用するラップベルト ASTM F887第25.4章準
拠の樹芸用ベルト、ANSI Z133準拠の樹芸用ベ
ルト
ご使用上の注意
本製品は高所からの落下を防ぐための個人用保
護具の一部を構成するものであり、個人が装備
すべきものです。本取扱説明書には重要な注意
事項が記載されています。本製品の使用にあた
っては、必ず事前に本書を読み、その内容を理
解する必要があります。本書は再販売者(代理
店)が日本語でユーザーに提供するものとしま
す。本書は製品の使用期間を通じて、製品と一
緒に保管しておいてください。以下の使用に関
する注意事項は、本製品を適切かつ効果的に使
用するために重要なものです。しかし、本書に
記載された情報は、高所や地下深部での登攀、
ロッククライミング、作業に伴う危険について
の経験や知識、自己責任を置き換えるものでは
なく、当該リスクについて個人を免責するもの
ではありません。
注意:この使用説明書の注意事項に従わない場
合、致死事故を招く可能性があります。
安全に関する一般注意事項
高所や地下深部における登攀、ロッククライミ
ング、作業には、外部の影響から生じる、多く
の場合にそれとは分からないリスクと危険が存
在します。誤った使用や不注意により、大事故
や負傷、さらには致死事故を招く可能性があり
ます。この製品を他の部品と組み合わせて使用
すると、相互に使用上の安全性が損なわれる危
険があります。高所からの落下の防止には、基
本的にCEマーク付きの個人用保護具(PPE)
の部品との組み合わせでしか使用することがで
きません。本製品の純正部品が改造または取り
外された場合、これにより安全性能が制限され
ることがあります。製造者が書面で推奨しない
方法による改造や、追加部品を適合させて取り
付けることを禁じます。本製品の使用前と使用
後には製品に損傷がないか検査し、製品が使用
可能な状態にあり、正しく機能することを確認
してください。製品使用時の安全性について、
僅かでも疑念が生じる場合は、直ちに製品を廃
棄してください。製品の誤用や用途外の使用に
より問題が発生した場合も、製造者は一切責任
を負いません。いかなる場合においても、使用
者または責任者が責任及びリスクを負うものと
します。本製品の使用に際して、当該国の法規
も遵守することを当社は推奨します。PPE製品
は個人保護具としてのみ承認されています。
使用者が身体的及び精神的な健康状態に支障が
ある場合、通常の製品使用時ならびに緊急時に
安全性が損なわれる可能性があることに、使用
者はご留意ください。装備の選択には経験が必
要であり、リスクを分析して正しい装備を選択
する必要があります。その使用は、訓練を受け
た経験豊富な個人にのみ認められる、または指
導と監督のもとでのみ認められます。この装備
は、規定された使用条件と本来の用途の範囲で
のみ使用することができます。製品のご使用に
先立ち、または使用中に、安全で効果的な救助
措置を計画する必要があります。
本製品の仕様データ、図の説明
本製品をEN 813及びEN 358に従って使用する
場合の許容荷重は、使用者の体重と工具や装備
の合計で150 kgです。EN 358及びEN 813に準
拠する本製品は、落下防止の用途には適してい
ません。従って、ベルト着用のまま宙吊りにな
ったり、不用意に負荷にさらされたりするよう
な場合には使用しないでください。落下防止シ
ステムを使用する必要があり得ることを常に考
慮してください。テザー用の接続用具はきつく
締め、腰の位置または腰よりも高い位置に取り
付けなければなりません。また、自由落下の幅
は最大0.5 mに制限する必要があります。ベル
トを装着したまま不動で吊り下がっていると、
重傷や致死事故につながる危険があります(サ
スペンショントラウマ)。