• 遠位の操作先端は、カニューレに出し入れする前に、
完全に閉じておかなければなりません。
• 器具をカニューレに出し入れする際には常に注意を
払ってください。
• カニューレから取り出すときに横から力がかかると、
操作先端や器具の柄の部分または絶縁部分に損傷を
与えることがあります。
• レーザー装置と併用する場合は常に注意を払ってく
ださい(例、目の保護など)。
• 使用中の痂皮形成を避けるためには、湿らせたタオ
ルやスポンジを使って先端を必要に応じてきれいに
するようにしてください。痂皮形成が過剰に発生す
る場合は、その器具を廃棄し、新しい器具を使用し
ます。
定格電圧
このIFUに適用される器具の最大反復電圧は1kVpで
す。
稼動時間
推奨される稼動時間は10秒間オン/30秒間オフです。
処理前の指示、クリーニング、滅菌方法
Snowden-Pencer 腹腔鏡用人間工学的リポーザブル
剪刀は滅菌済みで提供されるので、このセクション
は該当しません。Snowden-Pencer人間工学的取り
外し式再使用可能ハンドルの処理前の指示、クリー
ニング、滅菌方法については、IFU CF36-1750/26-
0792を参照してください。
検査
使用前に絶縁部分が破損や損傷していないことを調
べます。
組立/分解方法
組立
1. 器具のパッケージを開き、無菌腹腔鏡剪刀インサー
トが含まれているトレーを取り外します。 トレー
から剪刀インサートを外します。 (図 1a)
2. パッケージには、刃を保護するための保護キャップ
が付属しています。
3. 組み立て中はハンドルを完全に開いた状態にします
(ノンラッチ式のハンドル、SP95の使用が推奨さ
れます)。(図1b)
4. 回転ノブを回して、回転ノブの開口部が電気手術器
具のポストに揃うようにします。これにより、イン
サート部分が回転ノブに正しく入るようにします。
5. 回転ノブにあるアセンブリボタンとリリースボタン
を両方同時に押しながら、インサートを回転ノブの
開口部にスライドさせて、インサートが回転ノブに
しっかり収まるようにします。アセンブリボタンと
リリースボタンを離し、カチッと音がするまで、シ
ャフトをしっかり挿入します。 (図2)
6. ティッププロテクターを外し、ハンドルを起動して、
接続を確認します。ハンドルを動かすことによって
ブレード部分が開閉します。 (図3)
取り外し
1. 取り外すときには、ハンドルが完全に開いているよ
うにします。( 図1b)
2. 回転ノブのアセンブリボタンとリリースボタンを両
方押し続けます(図4)。
3. インサートをハンドルからまっすぐ上に引き上げます。
4. 容認される医療業務手順と法や条例に準拠する方法
で剪刀を廃棄します。
5. ハンドルのクリーニング方法と滅菌方法に従います。
IFUCF36-1750/26-0792を参照してください。