注意 : コントロール ・ ナンバー07 (ボリューム) と20 (ゲイ
ン) の"ソフト"は、 エクスプレッション ・ ペダルを操作した時
の効果の変化が穏やかであることを意味します。 この設定で
は、 エクスプレッション ・ ペダルの最初の位置とプリセットの
パラメーター設定が大きく異なっていた場合に、 音量の急激
な変化を抑えることができます。 音量が急激に変化する効果
を意図的に狙うような場合は、 コントロール ・ ナンバー56 (
ゲイン) または57 (ボリューム) を割り当ててください。
コントロール ・ ナンバーの割り当て方
2つのControl端子にコントロール ・ ナンバーを割り当てる
方法は、 以下の通りです。
●Control 1 :
エディット ・ モードに入るには、 FSM-432 Mk IIIのTAPボ
タンとDボタンを同時に約3秒間押し続けます。 ディスプレイ
にコントロール ・ ナンバーが表示され、 1の位の数字の右横に
あるドットが点滅を始めたら、 ボタンを同時に離します。 アッ
プ/ダウン ・ ボタンでコントロール ・ ナンバーを選択し、 Dボタ
ンを押します。 ドットが点滅を止めて、 FSM-432 Mk IIIは通
常のモードに戻ります。
●Control 2 :
TAPボタンとCボタンを同時に押し続けて、 ディスプレイに
コントロール ・ ナンバーが表示され、 10の位の数字の右横に
あるドットが点滅を始めたら、 ボタンを同時に離します。 アッ
プ/ダウン ・ ボタンでコントロール ・ ナンバーを選択し、 Cボタ
ンを押します。
4 その他の機能
FSM-432 Mk IIIの機能は他にもあります。 TAPボタンと
プリセットA、 B、 C、 Dボタンのいずれかを同時に約3秒間以
上押し続けると、 以下の機能が呼び出せます :
● TAP+A=バンク ・ ダイレクト ・ モード
● TAP+B=モード ・ スイッチを切り替えずに、 ストンプボック
ス ・ モードに切り替えられます。 プリセット ・ モードに戻るに
は、 もう一度TAP+Bボタンを押すか、 FSM-432 Mk IIIの
電源を一旦切ってから、 再び電源を入れます。
● TAP+C=Control 2に割り当てるコントロール ・ ナンバー
が変更できます。 詳細は 「コントロール ・ ナンバーの割り当
て方」 の項を参照してください。 工場出荷時には64 (ブース
ト) に設定されています。
● TAP+D=Control 1に割り当てるコントロール ・ ナンバー
が変更できます。 詳細は 「コントロール ・ ナンバーの割り当
て方」 の項を参照してください。 工場出荷時には07 (ボリュ
ーム) に設定されています。
さらに、 アンプのスイッチを入れると同時にFSM-432 MK
IIIで特定のキーを組み合わせて押すことでアクセスできるよ
うになる、 その他の特殊機能もあります。
● POWERオン+A=アップ/ダウン ・ ボタンでFSM-432
Mk IIIのMIDIチャンネルを変更できます。 Aボタンを押す
と、 変更した設定を保存し、 元のモードに戻ります。
● POWERオン+TAP+アップ=FSM-432 Mk IIIを工場出
荷時の状態に戻します。 TAPとアップのボタンは、 ディスプ
レイに"88"の数字と小数点が表示されるまで押し続け、 そ
の後離してください。 両方の数字が次々と点滅して、 操作の
完了を知らせます。 この動作に続いて、 FSM-432 Mk III
は通常の手順で起動します (第1章参照) 。
● POWERオン+TAP+ダウン=ペダルの操作にアンプが反
応しなくなるトラブルを解決するためのモードです。 このモ
ードでは、 2つのControl端子が正常に動作しているかどう
かが確認できます。 ディスプレイはペダルの位置をパーセン
ト (0〜99%) 値で表示し、 LEDは値が増えるにつれて左か
ら右に順に点灯していきます。
FSM-432 Mk IIIの仕様
Control入力1および2
MIDI In端子
MIDI Out端子
外部電源アダプター (
別売)
寸法
重量
全ての商標は各企業の財産です。
6.3mm (1/4インチ) ステレオ
端子
5ピンMIDI端子
ファンタム電源ピンを含む7ピ
ンMIDI端子
ACまたはDC 9
〜15V、 250mA以上
460 x 134 x70mm
1.7kg/3.7lbs
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