A
写真 3
左脚の取り付け
手順 1 : 左大腿部の注射パッ ド (A)、 外性器 (B)、 および尿リザーバ (C) を取
り外します。 手順 2 : ハードウェア (写真 1) を準備し、 予めボルトにスプリン
グと小さいほうのワッシャーを通しておきます (写真 2)。 手順 3 : ボルトを大
腿部から骨盤部の内側へ向けて差し込み (写真 3) 、 シミュレータの腹部側
から大きい方のワッシャーをボルトに通します。
蝶ネジをボルトに締め付けます (写真 4) 。 手順 4 : 尿リザーバと外性器を骨
盤に、 注射パッ ドを大腿部に取り付けます。 ( 手順 1 の写真を参照ください)
注 : 蝶ネジを締めすぎると適切な関節の動きが得られなくなるので、 ある程
度まででとめておいてください。
SimPad の接続
1. ALS シミュレータの右側から出ているケーブルと Link Box (写真 2) を接
続します。
2. シミュレータの右側から出ている透明のチューブを接続します。
3. 血圧計カフをシミュレータの左腕に取り付けます。
4. 血圧計カフの透明な空気チューブ (写真 3) をシミュレータの左肩から出
ている対応する透明な空気チューブに取り付けます。
写真 2
写真 3
使用の開始
輪状甲状靭帯/頸部スキン :
1. 輪状甲状靭帯修復テープを約 5 cm (2 インチ) の長さに切ります。
2. 輪状軟骨の開口部を覆うようにテープを貼ります。 これで輪状甲状靭帯
を再現します (図 2)。
3. 頸部スキンをシミュレータの頸部にある溝に沿って取り付けます。
4. マジックテープ (Velcro
) を留めます。
®
ALS Simulator
B
C
写真 1
写真 2
写真 4
図 2
テープは隙間無く貼ってください。 これにより、 輪状甲状靭帯穿刺時の
感覚がよりリアルに再現されます。 また、 バッグバルブマスク換気時に胸
郭上下をきちんと再現できます。
瞳孔の交換
ALS シミュレータには、 正常な状態を模した瞳孔が頭部に組み込まれてい
ます。 別のケースには、 他の状態をシミュレーションするためのプラスチッ
ク製瞳孔 (正常、 収縮、 散大) が 3 セッ ト付属しています。
瞳孔の交換方法 :
1. 瞼を大きく開きます。 この際に顔面の皮膚が裂けないように注意してく
ださい。
2. 付属の吸着カップまたは指の爪で目から瞳孔を外します。
3. 使用したい瞳孔を、 付属の小さな吸着カップを使って、 または指で押し
込むことによって所定の位置に取り付けます。
大腿部の空気タンクの充填
1. 付属の空気ポンプを右大腿部にあるシュレーダー弁に取り付けます
(写真 4)。
写真 4
2. ポンプを用い、 空気タンクへ 120 psi まで充填します。 注 : 大腿の内部に
過圧防止弁が付いています。 この弁は 150 psi 以上の圧力で作動します。
3. 空気ポンプをシュレーダー弁から取り外します。
注 : 自動車/自転車のタイヤ用に設計されたほとんどの製品が、 大腿部のタ
ンク充填に使用できます (例電気ポンプ、 エアコンプレッサー、 空気タンク
など) 。 しかしながら装置によって圧力の上限設定が異なりますのでご注意
下さい。
使用時
• 気管チューブ : サイズ 7.5
• ラリンゲルマスク : # 4
• コンビチューブ : 成人用 L サイズまたはトレーニング用
• KING LT : # 4
気道管理 :
1. 使用前にシミュレータの咽頭や鼻腔、 およびすべての挿管チューブに、
十分な量の潤滑剤 (付属品) または液体石けんを散布しておきます。
2. 現場のトレーニングプロトコルに基づいて気管挿管手技を実施します。
注 : 不適切な換気を行うと、 空気が食道に入り、 腹部が膨張する構造になっ
ています。
3
推奨項目
推奨項目
Laerdal