◆マスター、スレーブのいずれかを MULTI に設定すると、全てのグループで MULTI が設定されます。他の発光
モードとの併用はできません。
◆マスター、スレーブのいずれかを MULTI から TTL もしくは M に変更すると、他のグループも TTL もしくは
M に変更されます。ただし、調光補正や発光量の設定は初期値に戻りますので、再度設定が必要です。
⑭ 全てのフラッシュの充電を確認し撮影します。
◆ マスターはレディライトが点灯し、スレーブは AF 補助光が点滅して充電完了を知らせます。
◆スレーブは設定された発光条件に関わらず、常に TTL と表示されます。
ワイヤレス撮影時のモデリング発光について
マスターをモデリング発光させるには
1. ワイヤレスの設定後、そのまま TEST ボタンを押すとマスターのみモデリング発光します。
スレーブをモデリング発光させるには
1. ワイヤレスの設定後、マスターの+ -ボタンで を選択します。
2. SEL ボタンを数回押して液晶パネルに
3. + -ボタンを押して
4. TEST ボタンを押すと、発光モードが設定されているフラッシュのみモデリング発光します。
◆再度マスターをモデリング発光させたい場合は、 上記手順に従い、
◆
を表示させたまま、ワイヤレス撮影を続行しても問題ありません。
スレーブ発光
通常スレーブ発光
フラッシュをカメラ本体から離して、カメラの内蔵フラッシュや他のフラッシュを使用して、同調発光させることができます。
① フラッシュをカメラに取り付けます。
② カメラの撮影モードをセットします。
③ フラッシュの電源を ON にし、 カメラのシャッターボタンを半押しします。
◆ ISO 感度と絞り値がフラッシュに記憶されます。
④ フラッシュをカメラから外します。
⑤ MODE ボタンで
⑥ SEL ボタンを数回押して発光量表示を点滅させます。
⑦ + -ボタンを押して発光量を設定します。
◆ あらかじめ決めておいたフラッシュの設置場所から被写体までの距離と、 フラッシュの距離表示がおおむね一
致するように発光量を設定します。一致しない場合は、絞りの設定を変更してください。
◆ フラッシュ単体でも ISO 感度や絞り値の変更ができます。
ISO 感度は MODE ボタンで
設定し、再度 SEL ボタンを押して表示を点灯させます。絞り値はスレーブに設定された状態のときに、 SEL ボタンを
押して絞り値を点滅させてから、+ -ボタンを押して数値を設定し、再度 SEL ボタンを押して表示を点灯させます。
⑧ SEL ボタンを数回押して表示を点灯させます。
⑨ フラッシュを決めておいた位置にセットします。画面内にフラッシュが入らないよう注意してください。
⑩ カメラの内蔵フラッシュ、またはカメラに取り付けてあるフラッシュと、設置してあるフラッシュの充電完
了を確認して撮影します。
◆ EF-610 DG SUPER NA-iTTL は充電完了を AF 補助光が点滅して知らせます。
◆ スレーブ発光を設定した状態では、カメラに取り付けても連動しませんので、スレーブ発光を解除してから
取り付けてください。
◆ ニコン製フラッシュをカメラ側に使用する場合、3D-マルチ BL 調光、及びマルチ BL 調光ではモニター発光
に反応し誤作動を起こします。カメラ側のフラッシュを通常の TTL 調光に切り換えて使用してください。
指定スレーブ発光
複数の EF-610 DG SUPER NA-iTTL を使用すると、設定したチャンネルが一致するフラッシュのみを同調発光
させることができます。1 台を制御用としてカメラに取り付けて、他を発光用として使用します。
発光用フラッシュの設定
① フラッシュをカメラに取り付けます。
を選択し、SEL ボタンを押して決定します。
/
を選択します。
を選択し、 SEL ボタンを押して表示を点滅させてから、+ -ボタンを押して数値を
を表示させます。
を選択して
の表示を消してください。
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