F ICEROSS SEAL-IN ライナーの装着
シリコンに含まれる天然油分によって掴みづらくなるため、 新しいライナ
ーを装着する前にぬるま湯で洗浄し、 けばの出ない布で水分を十分にふ
き取ってください。
1.
遠位方向にシールを裏返します。 (図B)
2.
図に示すように、 内側から遠位端を掴み、 ライナーを裏返しにしま
す。 (図C)
3.
ライナー上部を握り、 内側の面が完全に表に出るまでライナーを
手の上でスライドさせます。
4.
ライナーの遠位端を出来る限り表に出して断端末に付け、 軽く押
し当てながらライナーを断端に巻き上げます。 この際、 空気が入ら
ないように注意してください。 (図D)
5.
ライナーを完全に上方まで巻き上げます。 この際、 爪でライナーを
傷つけたり しないように注意してください。 また、 無理に引っ張り
上げないでください。
6.
シールがライナーの全周に渡って水平に位置しているか確認して
ください。 ( 図E)
注 : ライナーの内部は清潔で乾いているようにし、 肌に不快感を与える原
因となるような異物が付着しないように十分に注意してください。
注 : シリコンは使用することで柔らかくなり、 装着が容易になります。
G 義足を装着する
Iceross Seal-InはIcelock Expulsion Valve 551と併用します (Jの項を参照)
。 このバルブはSeal-Inライナーを使用する際にサスペンションを維持する
よう特別に設計されています。 ニースリーブは必要ありません。
1.
シール全周と、 ソケッ ト内に軽く スプレーし、 挿入しやすく します。
(図F)
2.
義肢装具士によって指導されたように義足の向きを確認し、 義足
のソケッ トの中に断端を押し込んで中の空気を押し出します。
(図G)
注 : 義足の装着が難しい場合、 潤滑スプレーを多めにしてください。 あるい
はバルブが塞がれている場合があります。
注 : 義足を装着している間、 断端の皮膚が一方の側に大きく引っ張られる
と感じた場合、 潤滑剤がシールの全周に渡って適切に分布されていないこ
とがあります。
H ICEROSS SEAL-IN ソックス
容積変動によってサスペンションが損なわれ、 ユーザーが不安定感を感じ
た場合、 1枚または複数枚のSeal-Inソックスを追加してソケッ ト適合をよく
することができます。
Seal-in ソッ クスの装着 :
1.
シールを遠位方向に完全に裏返します。 (図H)
2.
ソックスの遠位端がシールの近位境界と同じ高さになるまで、 裏
返したシールにかぶさっているSeal-Inソックスを引っ張ります。
(図I)
3.
ソックスの端でシールが折り返されるようにます。 (図J)
4.
いつものように義足を装着します。
注 : ソックスをシールの上にかぶせると、 サスペンションが失われます。
製品番号
K-531xxx
製品名
Seal-In Socks
56