適性を得ることができます。 この特性は、 装着者の個々の要求に応じて
独立して調節することが可能です。 ねじれ方向の力の抑制程度は、 切断
レベル、 ソケッ ト種類、 ソケッ トの適合状態により異なります。
回旋制御バンパーの選択
下表は調整開始時の目安です。 装着者の快適性、 活動レベル、 バンパ
ーの圧縮の程度などによって、 随時調整して下さい。
バンパー色 硬さ 装着者の体重
黒 標準 約40 - 65kg
赤 硬い
黄 ても硬い 約90 -100kg
オレンジ 非常に硬い 約90 -100kg
備考:モデル4400及び4410には黒、 赤、 黄のバンパーが付属していま
す。
初期調整
装着者に、 靴と荷重面の間の摩擦系数が高くなる場所(例 : カーペッ ト、
アスファルト等)で立位をとらせます。 装着者に体重を義足側にかけさ
せ、 できるだけ義足を回旋させます。 回旋の角度は、 外旋で約5度の範
囲、 内旋では5度以上にします。 非常に容易に回旋する場合は、 回旋制
御バンパーを、 より硬さの硬いものへと交換して下さい。
パンパーヘの注油
本体に取り付けられているバンパー (圧縮調整 ・ 回旋制御ともに) は、
既に注油されています。 しかし、 バンパーを交換される際は、 、 バンパー
に注油し、 トータルショックが正確に機能するようにして下さい。
注: ト ータルショック
はセントラルーブ™オイルで行って下さい。 上下を逆にして取付ける場
合は、 セントラルーブ™グリースをご使用ください。 少量で表面全体に
行き渡るように注油を行ってください。
メーカー品番4401セントラルーブ™オイル(付属)
メーカー品番4401-G セントラルーブ™グリース(別売 : 取付方向を逆
にする場合)
圧縮/回旋制御バンパー交換方法 (図D+E)
トータルショック
がつかないようにご注意ください。 研削材が内側チューブの表面に付
着すると、 製品寿命が非常に短くなります。
1. 近位の調節プラグを反時計回りに回して、 取り外します。
2. ゴム製の圧縮調整バンパーを取り出します。
3. 小さいドライバーを使用して、 8㎜径の軸の端から保持リングを取
り外します。
回旋制御軸を取り出す前に必ず、 近位の調節プラグを取り外してぐ
ださい。
4. 回旋制御バンパーが入っている8㎜径の軸を、 大きな開口部を通
してゆっく りと押し出しながら、 注意して取り出します (図F) 。
5. 回旋制御バンパーをスライドさせて引き抜きます。 新しいバンパ
ーにはセントラルーブ™オイルかグリース (トータルショック™の取
付方向によります) 少量を全体が覆うように塗布し、 軸にはめ込み
ます。
6. 圧縮調整バンパーの近位と遠位部の両端にセントラルーブ™オイ
ルもしくはグリース少量を (トータルショック
す) 全体が覆うように塗布した後、 本体の近位側の開口部からバン
パーを取り付けてください。 近位側の調節プラグを時計回りに回し
て取り付けてください。
7. 穴のあいた回旋バンパーの取付方法 :
穴を外側は後方に、 内側は前方に向く ようにするとより安定しま
す。 (図G)
を保持クランプを下方にして取付ける場合、 注油
®
の上部を開ける際は、 すべての部品にほこりやゴミ
®
約65 - 90kg
®
の取付方向によりま
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