カメラのビデオ出力
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2-Upビュー
RGBパレード表示
スコープ表示に必要なスクリーン解像度要件
フルスクリーン ・ ビュー : 1920 x 1200ピクセル、 あるいは1920 x 1080ピクセル モニターがこれらの解像度に
対応していない場合、 フルスクリーン ・ ビューを表示できません。
2-Upビュー : 最低解像度は1280 x 800ピクセル
Blackmagic UltraScopeディ スプレイ
Blackmagic UltraScopeソフトウェアを使用すれば、 Blackmagicカメラで正確なビデオ/オーディオレベルを保ち、
ポスト プロダクションの段階でデジタル映像データを最大限に活用することができます。 モニタリング用のスコー プに
は、 ベクトルスコー プ、 RGBパレード、 ヒストグラム、 オーディオメーターディスプレイが含まれます。
RGBパレード表示
RGBパレードは、 Blackmagicカメラの映像のレッド、 グリーン、 ブルーのチャンネルを表示します。 1つのチャンネル
が他より高くなっ ている場合、 色かぶりの状態であることを示します。 例えば、 1つのカラーチャンネルが過剰に高
いと、 ホワイトバランスが適切ではありません。
レンズにウォーミングフィルターなどのカラー フィルターを使用して、 ショット で特定のカラーエフェクトを使いたいこと
もあるでしょう。 レッドチャンネルを強調しても、 他のカラーチャンネルが過度に潰れていないかどうかをRGBパレー
ドで確認できます。 照明ゲルを使用している場合も同様です。 ポスト プロダクションの段階でベクトルスコー プ、
RGBパレードを使うことで、 カメラで作成したあらゆる 「ルック」 を、 DaVinci Resolveで簡単に改善できるのです。
RGBパレードの波形は、 Blackmagicカメラの映像の白飛びや黒潰れを確認するのに最適です。 ハイライトの白飛
びは、 100IREのフラッ トな横線、 あるいはスコー プの上位で確認できます。 白飛びは、 イ メージのディテールを損なう
原因となるので、 ハイライト部分に保存したいディテールがある場合は、 照明や露出を調整してください。 DaVinci
Resolveでカラーグレーディングする際に意図的に白飛びさせることは簡単ですが、 オリジナルにディテールが存在
しない場合、 グレーディングで回復させることはできません。