ポスト プロダクションワークフロー
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DaVinci Resolveのプロジェクト設定画面
Final Cut Proのプロジェクト設定画面
露出過多や色の問題などがないか、 タイムラインでショットの最低限の確認をします。 タイムライン 上のクリップの
ルックに納得したら、 クリップをProResにエクスポートします。
クリップをエクスポートする
ステップ 1.
「Deliver」 タブをクリックして 「Easy Setup」 メニューへ行き、 「Export to Final Cut Pro」 を選択します。
このプリセッ トをデフォルト設定のままで使用すると、 Apple ProRes 422 (HQ)でレ ンダリングします。
ステップ 2.
「Render Timeline As:」 を 「Individual Source Clips」 に設定します。
ステップ 3.
「Render Each Clip With a Unique Filename」 が選択されていないことを確認します。
ステップ 4.
「Render Audio」 チェックボックスをオンにし、 オーディオチャンネルを選択して、 ビット深度を24に
設定します。
ステップ 5.
「Render job To:」 の 「Browse」 をクリックします。 変換したクリップ用に新しいフォルダを選択しま
す。
ステップ 6.
「Add Job」 をクリックします。
ステップ 7.
「Start Render」 をクリックします。
レンダリングが終了すると、 Resolveタイムライン 上の各クリップがフォルダに入ります。 変換したクリップは、 編集
ソフトウェアにインポートできます。 編集ソフトウェアからXMLをエクスポートすることで、 いつでもグレーディング
結果を調整できます。
Final Cut Pro Xを使う
Final Cut Pro XでApple ProRes 422 (HQ) クリップを編集するには、 クリップのビデオフォーマットおよびフレー
ムレートにマッチする新しいプロジェクトを作成する必要があります。 ここでは、 クリップをProRes 422 (HQ)
1080p25とします。
ステップ 1.
Final Cut Proを起動して 「Menu」 バーへ行き、 「File/New Project」 を選択します。 プロジェクト設
定を含むウィンドウが開きます。
ステップ 2.
プロジェクトに名前を付け、 「Custom」 チェックボックスを選択します。
ステップ 3.
「Video Properties」 設定を1080p HD、 1920×1080、 25pに設定します。
ステップ 4.
「Audio and Render Properties」 設定をStereo、 48kHZ、 Apple ProRes 422 (HQ)に設定します。
ステップ 5.
「OK」 をクリックします。
クリッ プをプロジェクトにインポートするには、 「Menu」 バーへ行き、 「File/Import/Media」 を選択します。 SSDまた
はSDカードからクリップを選択します。
クリップをタイムラインにドラッグして編集しましょう。