注 : シムを使用しない場合、膝継手は立ち姿勢取っている間、いくらかの屈曲
/ 伸展の遊びを示します。患者がこの動作を受け入れられない場合、シムを追
加して減少することができます。
伸展プロモーター(図 7)
伸展プロモーター(13)は過度の踵のけり上げを減少し、膝の伸展を促進し
ます。オズール社出荷時には、最小で設定されています。
• 膝を屈曲させると、伸展プロモーターの調節ねじに届きます。
• 過度の踵のけり上げを減少するには、特に早歩きをしている場合、伸展
プロモーターの調整ねじを大きなマイナスドライバーで時計方向に回し
ます。
伸展補助(図 9)
伸展補助は、膝継手を完全伸展に戻す役目をするオプションの機能です。伸
展補助は、患者が幾何学的ロックをきかせるために膝継手を伸ばすことがで
きない場合にのみ使用することをお勧めします。
• 完全伸展を得るのが難しい患者に有効です。
• 早歩きをしている間、役に立ちます。
• 膝継手を一貫して完全伸展の状態にします。
• 安定性を確保するには、幾何学的ロックに正のロックバイアスを取り付
けます。
2 つの異なるスプリングを使用できます(黄 = 普通、青 = 硬い) 。
取り付け(図 9)
• バンパーおよびシムを取り外します (図 7)
• スプリングカップ (14) を膝継手 (19) の 30mm チューブクランプ内部の
穴に挿入します。
• ゴムの木槌で静かに叩いてスプリングカップをしっかりと固定してくだ
さい。
• ケーブルカバー (16) をケーブル (17) にかぶせます
• スプリング (15) をケーブル (17) とケーブルカバー (16) の上に取り付け
ます(黄のスプリングから始めます)
• まず、ケーブル (17) とスプリング (19) をスプリングカップ (14)、ケー
ブルのボール形状の端を通します。
• 膝継手 (19) の穴を通してケーブルのボール形状の端にスライドさせ、
小さいドライバーか先の尖ったラジオペンチを使って、ボールを底部リ
ンク (9) の溝に挿入します。
• 取り外したシム (12) および バンパー ( 11).
フォローアップチェック
• 2、3 週間後に調整を再調査してください
• 膝継手に慣れてくると、シムとバンパーを変更する必要があるかもしれ
ません。
• 経験、安全性および随意制御が増すにつれ、硬めのバンパーやシムを厚
く変更する必要が生じることがあります。
外装オプション(図 8)
膝継手機能を妨げないセパレートの外装ソリューションをお勧めします。一
体型外装ソリューションも可能です。
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