3. 機能
3.1衛生システム(図 ①を参照)
概略図 :
ヘッ ドバッグはスカル (頭蓋骨) とフェー スピー スに取り付けられています。 人工呼吸が開
始されたばかりです (図1. 1 参照)
A: 実習生から送られる空気 B: 周囲の空気
人工呼吸が終了して、 呼気が開始されたばかりです (図1.2参照)
注: 漏洩がマスクの周辺で起こる場合、 または吸気が困難な場合、 通常、 それはあごを持
ち上げる時の不適切な位置または頭部の不十分な伸ばし方が原因です。
衛生システムの要件を満足し、 適正な密封と正確な測定結果を実現するには、 ヘッ ドバッ
グを常に使用しなければなりません。
実習生はすべて、 訓練中、 自分用のフェー スピー スとヘッ ドバッグを使用しなければなりま
せん。
3.2. 圧迫インジケーター
圧迫インジケーターは胸部圧迫の適正な深さを示します。
Ambu SAMの胸部を圧迫すると、 インジケーターは適正な深さへ到達するまで赤いバー
を表示します。 適正な深さに達すると、 インジケーターは緑のバーに変化します。 圧迫
がさらに深く まで達するとインジケーターは赤いバーに戻ります。
圧迫インジケーターは、 5cm ~ 6 cmの圧迫深さで緑のバーを示します。
4.訓練の準備
Ambu SAM訓練用人体模型はキャリーバッグに収納されて納品されます。 訓練を開始
するには、 人体模型をバッグから取り出して ください。
4.1.頭部の取り付け (図 ②を参照)
人体模型が保管されている状態では、 首は内側へ折りたたまれて、 頭部は人体模型の内
部に収納されています。
胴体から頭部を取り出し (図2. 1 参照) 、 首を外側を折り曲げて ください (図2.2参照) 。
カチッ と音がするまで、 頭部を首のコネクターへ押し込んでください (図2.3) 。
4.2.ヘッドバッグとフェースピースの取り付け (図 ③を参照)
図に示す ようにバッグを広げて手の平の上に置きます (図3. 1 参照) 。
バッグのネック部分を持にながら、 図に示す ように全体が細く なるように折りたたみます (
図3.2と3.3参照) 。
バッグを頭部に挿入します (図3.4参照)
スカルの開口部の縁全体にバッグが均等に密着するように整えます (図3.5参照) 。
フェー スピー スの両耳を持って、 その最上部がはえぎわに一致するようにスカルにかぶせま
す (図3.6参照) 。
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