充填レベル測定が正しく行われるためには、水が導電性を持っている必要があります。これは一般的
に、水道水や飲料水の場合です。
蒸留水を使用した水道で使用する場合、起動時にコーヒースプーン1杯の塩(食卓塩)、約10gを圧力タ
ンクに加える必要があります(1回のみ!)。そのためには、コップ一杯の水に塩を溶かし、注水口に注
ぎます。
塩分は、水洗いやスケール除去のときのみ除去されます。
そのため、水洗やスケール除去の後に毎回添加する必要があります
4.7
圧力タンクへの充填
⇒ タンクキャップ(1)を緩めます。
⇒ 容器を使って、圧力タンクに上水をゆっくり入れます。上部ハ
ウジングが漏斗状になっているため、水入れがしやすくなって
います。
⇒ 推奨充填量に従って必要な量だけ充填してください。
推奨充填量は「第8章」を参照してください。技術仕様 脈打つよ
うに蒸気が噴射している場合は、圧力タンクが過充填であること
を示しています。
ja
やけどの危険があります
漏斗状の上部ハウジングに余分な水が残っています。運転前に必ず取り除いてください。
⇒ 漏斗状のアッパーハウジング内の余分な水分を拭き取ってください。
⇒ タンクキャップを、指がかかる程度に締めます。
POWER steamer 1は、上用水と蒸留水または脱イオン水の両方を使用して運転することができます。
POWER steamer2が給水に接続されている場合、電源投入後、自動的に給水されます(5.1.1章参照)。
4.8
電気接続
本機を電源に接続する前に、銘板に表示されている電圧が地域の電圧供給源と一致していることを確認
してください。
⇒ 電源プラグを建物のコンセントに差し込みます。
♦ 接続後、システムチェックが行われ、その間はまだ電源を入れることができません。約5秒待ってか
ら、ON/OFFボタンを押してください。
5
操作方法
5.1
スイッチの入 / 切
スイッチを入れる:
⇒ 圧力タンクが満タンであることを確認してください。必要であれば水を補充す
るか、POWER steamer 2の場合は給水を開始します。
⇒ ON/OFFボタン(3)を押して、本機の電源を入れます。
♦ 「加熱/運転準備完了」ランプ(5)がオレンジ色に点灯し、本体が加熱さ
れます。
♦ POWER steamer 2: タンクは自動的に満タンになります(5.1.1 参照)。
♦ 水は、作動圧力に達するまで、一体型ヒーターで加熱されます。
♦ 使用圧力に達すると、「加熱/運転準備完了」インジケータ(5)が緑色に
点灯します。
充填の結果、タンクキャップのネジ部には水が含まれています。
これは、加熱時に音を立てて蒸気になります。
また、ユニットが加熱されるまでの時間は、主電源電圧に依存します。本体が冷えていて、3lの冷水を
入れた場合、20分から40分かかることがあります。
スイッチを切る:
⇒ ON / OFFボタンを短く押します
♦ ヒーターの電源が切れます。
♦ すべてのインジケーターが消灯します。
⇒ POWER steamer 2:給水を止めてください。
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