ソケットインサートの使用(図 2 )
1. ソケットインサートはバルブの固定装置として使用します 。 柔軟な内部
ソケットを製作する場合は常に使用してください。
2. 通常どおりにギプスを準備します。
3. 止めねじでソケットインサートをギプスに固定します。ギプスと同じ高
さになっているか確認してください。
4. 石膏を増減する必要がある場合があります。
5. フォームキャップを止めねじに取り付けます。
6. 通常どおりソケットを製作します。
7. フォームキャップが完全に露出するまで、ソケットインサート上で材料
を研削します。
8. 止めねじを緩めて、ギプスからソケットを取り外します。
9. 換気路にゴミが溜まらないようにねじ溝を短くする前に、キャップとゴ
ム製メンブレンが取り外されていることを確認してください。
10. キャリパーで挿入点のソケット壁とソケットインサートの厚さを測定
し、それに応じて弓のこでねじ溝を短くして、端を滑らかにします。
警告:ねじ溝を 4 mm よりも短くしないでください。これより短いと密閉状態
に影響が及び、バルブが破損するリスクが高まる可能性があります(図 3 ) 。
バルブの取り付け
1. ソケットと接触するねじ溝とハウジングにシリコーン接着剤を塗布しま
す。
注:密封が損なわれる可能性があるため、エポキシなどはお勧めされま
せん。
2. バルブを取り付け、 5 mm の六角レンチを使って手で締めます。
注:ねじ溝が破損する可能性があるため、締めすぎないように注意して
ください。
注:取り付け後、バルブとソケットの接点の周りにシリコーン接着剤を
塗布して密封します。
3. 最終組み立ての前に、バルブ部品と換気路にゴミなどがないか確認して
ください。
4. ゴム製メンブレンをキャップと交換します。凹面がキャップの穴に面し
ていることを確認してください。 (図 4 ) 。
注意:再度組み立てるときは、メンブレンがハウジングではなくキャッ
プに配置されていることを確認してください。
5. キャップキーでキャップをねじ込みます。
使用
洗浄とお手入れ
湿った布と中性洗剤で拭いてください。 清掃後は布で拭いて乾かしてください。
環境条件
このデバイスは防水性を備えています。
防水性のデバイスは、濡れた環境や湿度の高い環境で使用でき、最大 3 m の
深さの水に 1 時間浸漬することができます。
塩水、塩素水、汗、尿、中性石鹸との接触に耐性があります。
砂、ほこり、汚れに時折さらされることに対して耐性があります。連続的に
は暴露しないでください。
真水や湿気に触れた後は、布で乾かしてください。
他の液体、化学薬品、砂、ほこり、汚れにさらされた後は真水で洗い流し、布
で乾かしてください。
メンテナンス
デバイスと義肢全体は、医療専門家が点検する必要があります。点検頻度は
患者の活動に基づいて決定する必要があります。
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