2. インスト ール
使 用 ネット ワークの設 定
スイッチはIPア ドレスを使用して、スイッチとター ゲ ット・デ バイスを個別に識別し ま
す。KVM s4スイッチは、Dynamic Host Configuration Protocol(DHCP)と静的IPアドレス
の両方をサポートしています。IPアドレスを各スイッチに予約して、スイッチがネット ワー
クに接続している間、各IPアドレスは静的のままになるようにします。
KVM s4スイッチのラック収 納
2.2
ラック収納用キットが各スイッチに付属しています。スイッチは、ラック 型のシェルフに配
置するか、または米国電子工業会(EIA)規格のラックに直接取り付けることができます。
スイッチは、1Uまたは0U構成でラックに収納できます。
機 器 をラック収 納 する際 の安 全 措 置
•
ラックへの収納について:ラックに過負荷や不均一な負荷をかけると、棚やラック の
故障の原因となり、機器および身体に対する損傷を引き起こす ことがあります。設
置を始める前に、まず最終設置箇所にラックを固定させてください。コンポーネントを
ラックの底部から 収納していき、上に向かって作業を続けてください。ラックの荷重
定格を超えてはいけません。
•
電源に関する注意事項:装置指定の電源以外には接続しないでください。複数の電
気コンポーネントをラックに設置する場合は、コンポーネントの総出力定格が回路容
量を超えないことを確認してください。電源および延長コードが過負荷状態となると、
火災やショックの危険性が生じます。
•
周辺温度の上昇:密閉型のラック・アッセンブリーに設置する場合、ラック収納環境
の作動温度が室温より高くなることがあります。スイッチの定格最高周辺温度を超
えないよう注意してください。
•
通気の減少:ラックに装置を設置する際には、機器の安全な動作に必要な気流の
量が損なわれないよう配慮する必要があります。
•
確実なアース処理:ラック に取り付けられた装置については、常時確実なアースを
確保してください。分岐回路に対し直接接続以外の給電接続を行う場合(例:テー ブ
ルタップの使用)は、特に注意を払う必要があります。
•
リア・パネルが下向きになった状態で製品を収納しないでください。
ラック収納用金具の取り付けに関する詳しい説明については、「KVM s4クイック・インスト
レーション・ガイド」を参照してください。
10
590-1058-640A