9.4 システム関節の運動自由度のチェ ッ ク
システム関節が自由に動く ことを確認してください。 横方向に遊びがある場合は、 もう一段階厚いスラ
イドワッシャを取り付けてください。 自由に動かない場合 (ひっかかる場合) は、 もう一段階薄いスライ
ドワッシャを取り付けてください。
9.5 伸 展ス トッパーダンパーと小さなカバープレートの取り付け
1 システム関節を逆さまにし、 伸展ストッパー
ダンパーを穴に入れます (図24) 。
2 システム関節を伸展させます。
3 ソレノイドのケーブルを配置します (図25) 。
4 小さなカバープレートをシステム関節の裏
側に取り付けます(図26)。
9.6 ねじの固定
装具が製作され、 試装着が終わったら、 ねじを固定してから、 患者に手渡します。
1 カバープレートのねじは、 システム幅に対応するトルクで締め、 LOCTITE® 243 ( 中強度)
で固定します。
2 接着剤を硬化させます (約24時間後に最終的強度) 。
ねじの位置
S1 ( ねじ1、 軸ねじ)
S2 ( ねじ2)
カバープレートのねじは、 納品時、 必要なトルクでは固定されていません。
カバープレートの開口部にも、 トルクについての情報が記載されています。
10. コントローラー
コントローラーはコンポーネントセッ トと一緒に納品されます。 これを装具に取り付ける必要がありま
す。 コントローラーは、 多目的デバイス/Expertアプリから調節情報を受け取り、 リモートコントロール/
Userアプリに命令を送り、 患者の動きを検知し、 NEURO TRONICシステム膝関節のコントロールを行
います。
コントローラーは、 片側治療にも両側治療にも使用することができます。 1つまたは2つのシステム膝
関節が接続されている場合は、 コントローラーは自動的に認識します。
148
図25
図24
システム幅
16mm
4Nm
3Nm
図26
20mm
4Nm
4Nm