6.5 タイヤ脱着ヘッドがスチールリングにこすったことによるタイヤ偏摩耗:
- 六角柱のピンが緩む
- タイヤ脱着ヘッドのねじが緩む又は方向が間違った
- 六角柱と六角カバーの隙間が大きい
点検・修理方法:
- タイヤ脱着ヘッドねじのゆるみの調整:ねじを設置(少し緩めにする)して締めます。ねじを締める際には、ミド
ルサイズのタイヤを設置します。タイヤ脱着ヘッドの滑車をスチールリングの上に当てさせます。ヘッドを回転さ
せてスチールリングのラジアンと当てさせてから締めます。
- 手で六角柱を揺らすと、揺れが大きい場合にはスイングアームを交換します。
6.6 クランプが開けない又は閉じられない:
空気漏れがある、五方弁コアがペダルから脱落したかチェックします。以上の状況が正常である場合には、回転バ
ブルに空気混入があるかチェックします。回転バブルが小型シリンダーと接続する空気管を取り外します。ペダル
を踏んでいない又は完全に踏んだ場合には、 バブルを回すと、 小型シリンダーの空気管は一本だけから空気が出ます。
如何なる状況でも二本の空気管が同時に空気が出ない場合には回転バブルの空気混入です。以上の部品には問題が
ない場合には、機械部品をチェックしてください。クランプ座が変形したか、引っかかったか、方形コーナープレ
ートが引っかかったか、方形コーナープレートのピンが脱落したかチェックします。
6.7 一般的故障の排除方法
故障状況
タイヤ脱着ヘッドがリム
にこする / 偏摩耗
クランプがリムを締めら
れない
大シリンダーが作動しな
い
AE103H/AE1023H-3
故障原因
タワーのゆるみによるタイヤ脱着ヘッドの位
置ずれ
スイングアーム / スライドアームのゆるみによ
るタイヤ脱着ヘッドの位置ずれ
六角柱の隙間が大きいことによるタイヤ脱着
ヘッドの位置ずれ
タイヤ脱着ヘッドが緩む
タイヤ脱着ヘッドのプラスチックパッドが脱落した
タイヤ脱着ヘッドとリムとの隙間が小さい
締め付けシリンダーの空気漏れ / 空気混入
回転バブルの空気漏れ / 空気混入
五方弁の位置が間違った / 空気漏れ / 空気混入
オイルミスターの気圧が小さい
四つのクランプの中心が異なった / 損傷した
大シリンダーの空気漏れ / 空気混入
五方弁の位置が間違った / 空気漏れ / 空気混入
オイルミスターの気圧が小さい
シリンダーの送気が遅い
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排除方法
タワーを締める
スイングアーム / スライドアームの
隙間を調整する
六角柱の隙間を調整する
タイヤ脱着ヘッドを締める
プラスチックパッドを設置する
タイヤ脱着ヘッドとリムとの隙間
を調整する(2-4mm)
空気管のジョイントを検査する / シ
ールリングを交換する
空気管のジョイントを検査する / シ
ールリングを交換する
五方弁の位置を調整する / Oリング
を交換する
オイルミスターの圧力を調整する /
空気源の圧力を検査する
クランプの距離と偏心ベアリングブッ
シュを調整する / クランプを交換する
空気管のジョイントを検査する / シ
ールリングを交換する
五方弁の位置を調整する / Oリング
を交換する
オイルミスターの圧力を調整する /
空気源の圧力を検査する
五方弁のペダルリミットねじを調
整する
PT
JA
ES
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