a. ソケットの内転は、前頭面の元の歩行用義足をみて確認できます
b. ソケットに対する足部の回旋の測定には A 1 のアライメントシートの角
度ガイドが役立ちます。
4. ソールとヒールカウンターを取り付けます(図 7 )
a. カーボンヒールのスプリットと中心線を揃えながら、ヒールカウンタを
ヒール上面に接着します。
b. ソールもまた、カーボンファイバーのスプリットと中心線を揃えながら
足部の下面に接着します。
c. ソールとヒールを患者の靴に適切にフィットする形状に研磨します。
付属のソールテンプレートをご使用ください。
5. パイロンを適切な長さに切ります(図 8 )
a. 新しいソケットと足部を元の義足のトレースに揃えます。
b. ソケットの後壁縁の高さでパイロンにマークします。
c. マークの部分でパイロンを切り、とがった部分を取り除きます。
6. 足部パイロンの取り付け面の長さをマークします(図 9 )
a. 上部(切断端)から 90 mm の部分にて、パイロンにマークします。
b. このマークより上のパイロンの全表面を粗くします(グレーの部分参
照) 。
7. 足部とソケットを元の歩行用義足のトレースに揃えます(図 10 ) 。
a. ソールはフットカバーのソールの輪郭と揃っている必要があります。
b. 新しいソケットは、元のソケットのトレース上にアライメントが 5 - 7° 伸
展した状態で置いてください。
c. パイロンとソケットの間に発泡スペーサー(または他のスペーサー)を
使用して適切な伸展を維持します。 スペーサーは粗くしたアタッチメ
ントの表面端に配置する必要があります。 5 mm の最小クリアランスが
ソケットの遠位後方部分と足部パイロンの間にあることを確認してくだ
さい。
d. パイロンの上部で使用するスペーサーは厚さは最大 5 mm までです。
e. テープを使って発泡材を足部に固定します。
f. パイロンの発泡スペーサーの高さで、ソケット上に高さの数値を明確に
記録します。
8. 患者情報に従ってソケットのアライメントを合わせます(図 11 )
a. 靴を足部に装着し、作業台の上に立てます。
b. 次に従ってパイロンの然るべき位置にソケットを固定します:
– 高さの数値
– 記録したソケットの内転
– ソケットに対する足部の回旋(A 1 シートの角度ガイドを使用)
c. 発泡材のスペーサーで、ソケットを適切に伸展させて保持します。
9. ソケット上に取り付け面をマークします。
a. ソケットを希望する位置で保持し、高さの数値を記した部分の上方で、
パイロンの端部の輪郭をソケット上へトレースします。
10. 足部をソケットに固定します(図 13 )
a. 足部キットに同梱されているコンポジット 1 を使用します。接
着剤のパッケージに記載されている情報はすべてお読みくださ
い。
注 : 接着作業時間は 1 分です。
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