ラミネート加工後は、ねじ溝付きアダプター(図 1 :B)を 3 羽アダプターに
奥までねじ込み、ロックねじを 10 Nm で締めます。調整後は、ロックねじは
中強度のねじ留め剤で必ず固定してください。
注意:プロングアダプターを使用すると、樹脂がアダプターの下に入り込み、
ねじが完全に締まらないおそれがあります。アダプターが損傷しないように
樹脂を慎重に除去して、デバイスに取り付けたときにアダプターのねじ山が
完全に締まるようにします。
注:後で調整を行うときは、ねじ溝付きアダプターを 1 回転以上緩めないで
ください。ねじ溝付きアダプターが破損する可能性があります。
ループアダプター(図 1 )
ソケットへのアダプターのラミネート加工:
ラミネート加工中にアダプターディスクを交換するためのダミーディスクを
作成します。ループアダプター(E)に固定します。
ループアダプター(E)をソケットにラミネート加工します。
ラミネート加工中はアダプターのねじ溝を保護してください。
ループアダプターを膝関節に取り付ける前に、ダミーディスクを取り外して
からアダプターディスク(F)を取り付けます。
注意:ループアダプターの中央ねじ溝に Plastilin を完全に充填してください。
これにより、ラミネート加工中に樹脂がねじ溝に流れ込むことがなくなり、
中央ねじを後で奥までねじ込むことができるようになります。
注意:調整ディスクの内面の細かいのこぎり歯の形状が互いに向き合ってい
ることを確認してください。
すべてのアダプター(図 1 )
1. ワッシャー(L および M)を中央ねじ(I、 J、 または K)に取り付けます。
* 円錐面を合わせます。
* 細かいのこぎり歯状の表面を合わせます。
2. 中強度のねじ留め剤を使用して、中央ねじでアダプターを膝関節に取り
付けます。
3. ねじを 35 Nm で締めます。
警告:他のアダプター用のねじの長さは異なる場合があります。中央ねじを
混ぜないでください。ねじが完全に締められているか確認してください。
注:IKF アダプターには、前方および後方のリファレンスマーク A および P
があります(G) 。正しく配置してください。
アライメントの手順
ベンチアライメント(図 2 )
アライメントの目標
アライメント基準線(B)は以下のようにします。
* 坐骨結節の高さ(D)でソケットの中点を通過するようにします
* チューブの真ん中(A)を通過するようにします
* フットカバーの内側の 1 / 3 マークに位置するようにします。
注意:不一致がある場合は、足のアライメントよりも膝関節のアライメント
を優先します。
アライメントの手順
1. アライメント基準線(B)が(フットカバーと靴を装着した状態で)フッ
トカバー内側の 1 / 3 マークに位置するように足部を配置します。足部の
外旋を考慮してください。
2. 該当するアダプターを使用して、膝継手を足部に接続し、正しい膝継手
の中心の高さを確立します。
95