2. 警告と注意事項
本装置の使用により、ユーザーや患者様に危険を呈する場合があります。本装置を操作する前に、本マニュアルを熟
読し、警告、注意や方法にすべて従って下さい。警告、注意や注記という言葉には特別な意味があり、下記に記載
します:
警告:
患者様やユーザーの安全に危険があることを表わしています。警告事項に従わない場合、患者やユーザーがケ
ガをする可能性があります。
注意: 不適切な使用や機器が損傷するリスクがあることを表わしています。注意事項に従わない場合、機能が失われ
たり、装置が損傷したりする場合があります。
重要: 使用方法の詳しい説明や、その他の便利な情報を提示する特別な情報を表わしています。
本マニュアルの「警告」、「注意」や「注記」記号は、重要な操作およびメンテナンス指示をユーザーに知らせるための記号
です。
2.1 警告
ユーザーや患者様のケガまたは本装置の損傷を避けるため、下記警告事項に注意して下さい:
•
本マニュアルにある指示に従わない場合、重度のケガや装置への損傷の原因となる場合があります。 本マニュ
アルの特に警告事項を熟読し、本装置を使用する前に内容によく精通しておいて下さい。
•
本装置は、使用および施術に関する完全な知識を有している、適格な医療関係者が使用するように設計さ
れています。
•
装置は酸素濃度の高い環境で使用しないで下さい。
•
本装置は高密度な光線を生成し、接続されたライトガイドや機器を通じてこの高エネルギー密度が維持され
ます。ティッシュペーパーや燃焼性のある材料に近い場所にある場合や接触している場合、接続機器の出力
がケガや火災のリスクとなる場合があります。有資格担当者が、各用途に合った安全な作業距離と強度設定
を見極めて下さい。 装置に電源が入っている間は、必ず誰かが監視して下さい。
•
本装置は使用前に設置・テストして下さい。患者様に麻酔投与する前に、事前操作確認を行い、希望する
機能をすべて使用でき、損傷の兆候がないことを確認して下さい。
•
本装置は、手術現場を照らすためのものです;許容できないリスクをうむことになる電磁波による障害の影響を
含む、光出力の障害があるかどうか、ユーザー自身が見極める必要があります。かかる見極めをした場合、ユ
ーザーはリスクを軽減するため、スタンバイやバックアップ装置を用意するなどの手配を行って下さい。バックアップ
装置を近くに設置することを推奨します。
•
本装置は、感電リスクを軽減するために保護アースが付いたサプライ電源に必ず接続して下さい。
•
本装置をご使用の際には、生命維持装置や延命装置と同じコンセントやアースを共有しないで下さい。停電
の際、装置は電源回路より過度な電力を取ってしまい、同じ電源回路上のその他の機器へのサービスに支障
が生じる場合があります。
•
連続使用可能な電源回路を推奨します。
•
十分な換気(空気循環)ができるような場所に、装置を常に設置して下さい。換気が不十分な場合、装置の
過熱・遮断の原因となったり、火災の危険が発生したりする場合があります。器具インレットに容易に手が届く
よう装置を常に設置して下さい。
•
可燃性の液体、ガスあるいは電気スパークによる点火の恐れのあるその他の材料がある場所では本装置を使
用しないで下さい。
•
本装置は、医療機器のIEC 60601-1および内視鏡機器のIEC 60601-2-18に従って認定を受けたBFタイプ
の内視鏡専用です。
•
本装置に接続する機器は全て、医療機器区分でなければなりません。本装置に情報処理機器を追加で取
り付ける場合に、それらが医療システムを構成する場合があるので、オペレーターは、全ての機器が適切な基
準(IEC 60950やIEC 60065および医療機関用基準であるIEC 60601-1-1など)に準拠しているか、確認し
なければなりません。
LIT-263 Sunoptic Technologies
改定A
記号がBFタイプの機器を表わしています。
®
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(Japanese)