3 テクニカルデータ
整理番号
重量 [g]
4 取扱い方法
4.1 組立て準備
オッ トーボック肩継手の組立てには、 よく フィ ッ トした内ソケッ トが必要になり
ます。 肩の形状に合わせて、 内ソケッ トの表面にフォーム(発泡樹脂)を盛りま
す。 位置決めと長さ調整をするために、 一時的にすべての部品を内ソケッ ト
に取付けます。
片側切断の場合は、 親指の遠位末端および肘関節軸が構成部品の長さの決
定要素となり ます(図1)。
両側切断の場合は、 義手の機能性が優先されます。 長さを適合する際は、 義
手がよ り自由に操作できるよう に調整してくださ い。
肩継手12S4 の場合、 上腕バーを短く することにより、 長さ調整をすることが
できます。 その際にバーの末端と固定用穴の中心の距離は、 最低6mm確保し
てください。 このことにより、 固定用ネジの接触面が確保され、 確実に固定す
ることができます。
肩継手12S7 の場合、 肘継手12R4=*によ り長さ調整を行ってくださ い。
特に、 肩継手の可動域に注意してください。 後部の止め位置は、 肩伸展の約
10度になり ます(図2)。
4.2 組立て
情報
肩関節部分離断の装着者の場合、 視覚的に左右対象になるよう、 継手を肩
の高さよ り も少し下方に取付けることを推奨します。
12S4
1) フォ ーム材上にシ ョルダーサポー トの輪郭を写し、 上ににラミネーシ ョ ンリ ング
の外縁の印をつけてく ださ い(図2)。
122 | Ottobock
12S4
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12S7
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