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7.6 膝継手のソケットへの取り付け
調整ピラミッドとレシーバーとの接触面は損傷がなく、清潔で滑らかでなければなりませ
ん。4本の調整ネジを使用し、試歩行、および義足の完成後にもアライメントの調整が可能
です。使用されているアダプターのネジが適切な長さであることを確認してください。ネジ
が短すぎると十分な強度が得られません。ネジが長すぎると表面のフォームカバーに損傷を
与える恐れがあります
注記:
ネジに 636K13 ロックタイトを塗布し、ネジを軽く締めてください。アダプター
を調整した後、前述の推奨トルク値でネジを締めてください。個々の製品のトル
ク値に関しては、対応するアダプターの使用説明書をご覧ください。710D4 トル
クレンチを推奨します。
本製品のロックを解除し、最大屈曲して下さい。この時ソケットがチューブクランプ部分の
カバーに接触していなければなりません（図3）。
注意!
膝継手に負担をかけすぎる恐れがあるため、上部の継手部分は、下部の継手部分と
接触しないようにして下さい。
8 義足の仕上げ
納品時には、ペルロンのコードループおよびプルケーブルが本体に接続されています。プル
ケーブルを軽く引っ張って、膝継手のロックが解除されない程度の長さに切ります。プルケ
ーブルのプルストロークが約10mmになると、ロックが解除されます。プルケーブルは、ソケ
ットの外側面に取り付けてください。
注記:
ペルロンコードループが切れてしまった場合には、膝継手からコードを引っ張り
出さないでください。オットーボックの技術者のみが膝継手を分解し、コードを
交換することができます。
9 フォームカバー
本製品には、3S107 フォームカバーを使用してください。
10 Oリングの交換 (図11)
ネジを取り外します（部品１）。
1)
2)
チューブクランプのカバーを少し上に曲げ（部品２)、Oリングを取外してください（部品
５）。
注記:
穴だけのピン（部品３）と穴の内側にネジ山があるピン（部品4）が抜け落ちてい
ないことを確認してください。
ピンが抜け落ちている場合
• 完全にチューブクランプカバーを取り外します。
• ネジ山の左側および右側にピンを位置させます。必ず穴だけのピンを正確な取り付け方向
に
設定してください（部品３）。
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