4
メンテナンス
装置のキャリブレーション方法
▪
装置の電源を入れてプログラムに接続します。
▪
メニュー>設定>キャリブレーションでキャリブレーションウィザードを実行します。
▪
キャリブレーションツールと装置を準備します。
▪
キャリブレーションツールのダイヤルを1番に合わせます。
▪
ハンドピースをキャリブレーションツールに挿入します。
▪
「次」をクリックしてキャリブレーションを開始します。
▪
ハンドピースが正常な位置に挿入されている場合、
の位置で自動的にデータを取得します。
1
▪
の位置でデータ取得が完了した後
1
画面の案内に沿ってダイヤルを次の位置に回します。
▪
~
また、
の位置に対して上記の作業を繰り返します。
2
8
LAST
▪
の位置でデータ取得が完了した後、
LAST
自動でキャリブレーション結果が計算されます。
4.2 洗浄及び消毒方法
4.2.1
チップ
チップはスキャン中に患者の口腔内へ挿入・接触する付属品です。チップは決まっ
た回数分、再利用できます。しかし交差感染などを防ぐためには再利用の前に必ず
洗浄・滅菌を行わなければなりません。
▪ 石鹸水とブラシでチップを洗浄した後、チップの鏡に異物または染みがないか確認し
ます。チップの鏡に異物または染みがある場合は、同じ方法でもう一度洗浄します。洗
浄を完了した後、鏡を紙タオルで念入りに拭いて湿気を除去します
▪ チップを滅菌ポケットに入れます。
滅菌ポケットは密封されていなければなりません。
▪
▪
密 封 状 態 の チ ッ プ を 高 圧 蒸 気 滅 菌 器 に 入 れ 、 次 の 条 件 で 滅 菌 を 行 い ま す。
121℃で30分間加熱、15分間乾燥
»
高圧蒸気滅菌器を開ける前に包装されたチップを充分に乾かします。
▪
注意
▪ チップの鏡はとても繊細な光学構成要素です。鏡の清潔さ及び表面の状態はスキャンデ
ータの品質にとても大きな影響を及ぼします。チップの鏡に傷がつかないよう、お取り
扱いにご注意ください。
患者に使用する前、鏡に異物または染みがないか確認してください。
▪ チップを密封していない状態で高圧蒸気滅菌を行うと洗浄不可能な染みがチップの鏡に
残ることがあります。詳細は高圧蒸気滅菌器のマニュアルをご参考ください。
▪ チップは最大20回まで高圧蒸気滅菌を行うことができます。
高圧蒸気滅菌を20回行った後、チップは必ず廃棄しなければなりません。
Intraoral Scanner i500
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