4
メンテナンス
4.2.2
鏡
スキャナーチップの鏡が汚れるとスキャンデータを正常に取得できなかったり、取得した
データの品質が劣ったりすることがあります。
このような場合は以下の段階に沿ってチップの鏡を洗浄することができます。
▪
スキャナーからチップを分離します。
▪
きれいな布や綿棒にアルコールをつけてきれいになるまで鏡を洗浄します。エタノー
ルまたはプロパノール(エチルアルコール/プロピルアルコール)
を使用することができます。
▪
毛玉ができない乾燥した布で鏡を拭きます。
▪
鏡に埃や繊維が残っていないか確認し、残っている場合はなくなるまで上記の過程を
繰り返します。
4.2.3
スキャナー本体
使用が終わった後、スキャナーの先端(光学ガラス)と後端(通気孔)を除いたスキャ
ナーの全ての表面を洗浄し、消毒してください。
洗浄は必ず装置の電源を切ってから行ってください。また洗浄後は洗浄液が完全に
乾いた状態で使用してください。
通常の洗浄を行う際は柔らかな布と消毒液を使用することができます。
推奨消毒液:
変性アルコール(エチルアルコールまたはエタノール) – 通常60~70%Alc/Vol
▪
装置の電源ボタンを使って電源を切ります。
▪
パワーハブから全てのケーブルを分離します。
▪
スキャナーの先端に本体カバーを取り付けます。
402
User Manual
▪
毛玉ができない柔らかな非研磨性の布に消毒液をつけます。
▪
消毒液がついた布でスキャナーの表面を拭きます。
▪
きれいで毛玉ができない乾いた非研磨性の布で液体成分を除去します。
注意
▪
スキャナー本体に電源を入れたまま洗浄しないでください。
洗浄液がスキャナーの内部に入り、故障の原因となります。
▪
洗浄液が完全に乾いてから装置を使用してください。
4.2.4
その他構成品
▪
毛玉ができない柔らかな非研磨性の布に消毒液をつけます。
▪
消毒液がついた布でスキャナーの表面を拭きます。
▪
きれいで毛玉ができない乾いた非研磨性の布で液体成分を除去します。
4.3 廃棄
注意
▪
チップは廃棄前に滅菌処理をしなければなりません。
4.2.1の記載通り、滅菌を行います。
▪
チップを他の医療廃棄物と同じ方法で廃棄してください。