VI. お手入れとメンテナンス(続き)
注意: ヒーターの通常動作は 「温度計制御」 の自動サイクルに従い制御されています。 温度計制御機能が故障すると、 コンパート メント内の温
度が上昇し、 プラスチックが破損する原因となります。 手動でリセッ ト可能な第二の 「高温サーモスタッ ト」 がヒーター回路に組み込まれてい
ます。 この機器は、 キャビネッ ト内の温度が90.6˚Cに達したときにヒーターへの電源を遮断します。 高温サーモスタッ トのリセッ トボタンが押さ
れない限り、 ヒーターユニッ トは通常動作へ戻ることはありません。 ファンの故障や、 87.8˚Cを超える温度で食品パンをコンパート メントへ収納
するなど、 他の原因でも高温サーモスタッ トは電源を遮断します。
注意: 感電の危険!
高温サーモスタッ トのリセッ トを試みる前に、 ヒーターからヒーターの
電源コードを外してください。
警告! リセッ トボタンを押す場合は非金属製の工具のみを用いてくだ
さい。
サーモスタットはバイパスしたり改造したりしないでください。
1. 電源コードをコンセントまたは電源から外し、 もう一方の端をヒー
ターの前面から外します。
2. ドアを開いてコンパート メントの内部からヒーターをしっかり押さえ
た状態で、 ワッシャーとSSネジを5箇所外します。 ヒーターはモジュ
ールの内部へ押さえつけたままにします。
3. 金属部を下に向け、 ヒーターを安定した表面に配置します。 カバー
上にあるRESET ( リセッ ト) と表示された小さな丸い穴を見つけます。
4. 固いプラスチック製の攪拌棒や木製の串など、 小径の丸い非金属製
の物体を使用して、 穴を通じて下図に示されるように高温サーモス
タッ トのボタンを押します。 注意: ヒーターエレメントが失われ高温サ
ーモスタッ トが起動した場合、 オレンジ色のライトは点灯しません。
5. ボタンを押す工具を外し、 ネジとワッシャーを用いてヒーターをモジ
ュールに再度取り付けます。
6. 電源コードをヒーターに接続し、 続いて電源に接続します。 ヒータ
ーをオンにし、 通常温度まで加熱されることを確認します。
モジュールは汚れが目立つ場合、 または予防メンテナンスの一環として清掃し、 カートの
性能を確保する必要があります。
カートを壁に当てるか、 誰かにモジュールの背面を固定してもらい、 転倒しないようにし
てください。
1. カートのブレーキをかけ、 ユニッ トの電源が外されていることを確認します。
2. カートの内部から、 モジュールの隅にあるSSネジとワッシャーを注意深く外します。
3. 内部からモジュールを丁寧に押し出し、 カートから取り出します。
4. 湿らせた柔らかい布と中性洗剤で部品とモジュールを清掃し、 汚れと油脂を取り除き
ます。
5. その後に再度取り付けて使用する前に、 全ての部品を完全に乾燥させるか、 乾いた柔
らかい布でふき取ります。
6. モジュール内部の凹んだ場所にヒーターを注意深く配置します。 モジュール内の三角の
穴を通じて、 電源接続のACコードの配線を合わせます。
7. 4つの短いSSネジとワッシャーを使用して、 ヒーターをカートに取り付けます。 ネジを固
く締めすぎないようにしてください。
#3プラスドライバー以外の工具は使用しないでください。
8. 4つのSSネジを使用して、 モジュールをカートに再度取り付けます。
9. 通常動作時、 定期的にネジの緩みを点検してください。
10. 電源プラグの刃と電源コードを点検します。 コードがほつれたり、 刃や金具が欠
落したり破損したりする場合は交換します。
ヒーター
SS 3/8-16 プラスネジ
5個(ヒーター毎)
ヒーターのリセット方法
モジュールの清掃
清掃のヒント :飛沫は直ちにふき取ってくだ
さい。 汚れが堆積しないように、 カートは定
期的に清掃してください。 カート内の空気
SS ワッシャー
を循環させるために、 使用後はドアを開放
5個 (ヒーター毎)
してください。
低温モジュール
清潔に保って
ください
清潔に保って
ください
清潔に保って
ください
清潔に保って
ください
低温モジュール
高温モジュール
Hot Module
デジタル制御
Digital control
清潔に保って
Keep clean
ください
100~240V AC入力
100-240AC input
DANGER: electrical shock hazard!
危険:感電の危険があります!
DO NOT remove the metal cover,
金属カバーを取り外さないでください。
no user serviceable parts inside.
サービス可能な部品は存在しません。
• DO NOT spray water on unit.
• DO NOT block vent or fan intake.
本ユニットに水をかけないでください。
• Keep unit at least 6 inches (15,24 cm)
排気口やファンの吸気口をふさがない
from all surfaces for best operation.
でください。 性能を最適に保つために、
あらゆる側面からユニットを少なくとも
15.24 cm離してください。
内側から見た図
VIEW FROM INSIDE
圧搾空気を使用してフィ
Compressed air may be used to clean
ンを清掃できます
the ns
Keep clean
Keep clean
Keep clean
本ユニッ トに水をかけ
Do not spray water on this unit
ないでください
外側から見た図
VIEW FROM OUTSIDE
清潔に保って
Keep clean
ください
圧搾空気を使用してフィ
Compressed air may be used
ンを清掃できます
to clean ns
清潔に保って
Keep clean
ください
On/Off power switch
オン /オフ電
源スイ ッチ
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